第10話 Nゲージの思い出

僕はNゲージに3回程嵌まる機会がありました。

1度目は小2・3年の頃にロビンソン百貨店でNゲージのジオラマを見てしまい、Nゲージを買ってくれるまで帰らないと駄々をこねました。根負けした父親は、これは父親の為に買うものだという事にしてベーシックセットを買いました。しかしながら、しばらくするとすぐ飽きてしまいました。

2度目は小5の頃に、どういう訳かロマンスカーのNゲージが欲しくて仕方がありませんでした。当然高価なものをおいそれと購入してくれる両親ではありましたが、僕には作戦がありました。クラスの担任が毎日新聞にクラスで詩を投稿する事にしたのです。もし新聞に載ったらNゲージを買ってくれとお願いしたのです。そして無事掲載されたので約束通りNゲージを買う運びとなりましたが、その日に僕は高熱を出して数日学校を休みました。悪い事は出来なかったんですね。バチが当たったのでしょう。ちなみに、ロマンスカーではなく100系新幹線にしました。

3度目は現在の町に引っ越してきた小6から中1の頃です。親友だった奴のグループが鉄道好きでNゲージもその一つでした。スーパー雷鳥をクリスマスプレゼントと200系新幹線を小遣いの前借りで買いましたね。それがNゲージの最後でした。

追伸:殆ど遊ばなかったのですがPS1のガタンゴトンとPS2の箱庭鉄道は買いました。

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