第4話 ゲームに嵌まった訳

僕は兄の持っているモノを欲しがる癖があります。僕が中1の頃、兄がPCエンジンのソフトを我が家に持ち込んできました。

もともとウチには白PCエンジンの本体は有りました。僕が小4の頃、父がどこで知ったのか(多分コロコロをコッソリ読んていたのでしょうが…)クリスマスのプレゼントにPCエンジンとビックリマンワールドを寝床の前に置いてあったのを覚えています。サンタからの贈り物とウケを狙ったのでしょうが、説明書にロビンソン百貨店の判が押してありました。

PCエンジンの初期作品は結構遊びました。ビックリマンワールドを始め、カトちゃんケンちゃん、邪聖剣ネクロマンサー。とりわけネクロマンサーが初RPGだったのですが、パスワードが面倒でしたね。当時流行っていたドラクエ3を契機にファミコンに舞い戻ってしまいました。

それから数年後、突然兄はファミコンのソフトを原資にCDROM^2を購入しました。兄はPCエンジンのソフトを同級生から譲り受け我が家に持ち込んだり月間PCエンジンを購読したりハドソンの冊子の会員になっていましたね。

中2の頃、また僕の悪い癖が出て、兄が詰んでいた天外魔境に琴線が触れ、毎日何時間もプレイしてクリアし、ついには誕生日プレゼントに天外2を購入してしまいました。

PCエンジンと天外魔境こそ僕がゲームに嵌まった理由ですね。それ以来、天外魔境と付いていれば何でも買い漁ったり、アキバに通えばPCエンジンの中古ソフトばかり購入していましたね。

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