真野さん、ご執筆おつかれさまですm(_ _)m
友川さんはやはり避けて通れない存在のようですね。
秋田弘さんなどにも影響を与えたそうですし、コアな音楽ファンはみんな友川さんをバイブルにしている気がいたします。
ご出身の八竜町というところは私の祖母の故郷でもあり、奇妙な縁を感じていたんです。
良い機会なので聴いてみたく思います。
きっかけを与えてくれてありがとうございますm(_ _)m
作者からの返信
朽木桜斎様、ありがとうございます。
お察しの通り、当エッセイを立ち上げた当初から紹介の機会を探しておりました。友川かずき氏は真野の音楽観に多大な影響をもたらしたアーティストの一人です。
何と、朽木様ともそのようなご縁がおありなのですね。端無くも本稿が出会いの足がかりとなったようで、私も喜ばしく思います。
COMUS の2nd『To Keep From Crying』は、実はマイフェイバリットでもあります。当時、MIKE OLDFIELD の『Tubular Bells』がヒットしたヴァージン・レーベルが、2匹目のドジョウを狙って売り出したバンドの一つだったと記憶しています。(だから 1st と作風が違うんだと思います)
GRYPHON の 2nd は、確かに『Treason』と違って牧歌的ですね。
友川かずきは、訛りが衝撃的ですね(^_^)。
作者からの返信
@windrain様、ありがとうございます。
COMUSの、しかも2nd推しとは! そんな裏事情があったとは驚きです。お教えいただいて非常にためになります。
GRYPHONは作風の変遷は激しいですが、きちんと流れになっているんですよね。個性もしっかりしていて大好きなバンドです。
友川かずき、ずっと紹介する機会を窺っていました。プログレ者としてマイベストな1曲はやはり「桜の国の散る中を」です。
フォークはよく知らないんですよね。たぶんここで挙げられているバンドは有名なんでしようけど、全然知りません。
COMUSは私がフォークというジャンルから期待する曲とは外れている気がするんですよね。かと言って何にカテゴライズすればいいのかはわかりませんが。それで結局プログレ・フォークと呼ばれたんでしょうけど。
聴いた時はもっと新しいバンドなのかと思いました。OPETHやTHE MARS VOLTAあたりから影響を受けているのかと思ったら、1971年発表とはね。むしろMikael Akerfeldtの方がCOMUSから影響を受けていたという。
GRYPHONは曲調が近いこともあって、Rick Wakemanのソロワーク味がありますね。鍵盤楽器を弾きまくる人はいないですが。
spotifyにある限りで試聴したところでは、だんだんロック寄りになっていったようですね。ただ、本当にロックと言えるほどかっちりとした感じではないですが。2020年作でもその辺は同じ。
"Treason"はなんとかして聴きましたが、なぜかこの作品だけロックなんですね。再結成時にこの方向性を引き継がなかったのは残念だった気もする。
友川かずきはぶっちぎれてますね。「桜の国の散る中を」だけ狂っているのかと思って他のもいくつか聴きましたが、どれも同じ感じだったので、要するにこういうスタイルでずっとやってるようで。
アーティストが酒や薬その他の影響で、たまにこういう曲を書くことがありますけど、ずっとこのスタイルでやっている人は珍しいです。つまり正気なんでしようね。本当にイカレていたら長続きしないですから。
作者からの返信
涼格朱銀様、コメントありがとうございます。
本文にも書いていますが、結果的にベタなセレクトに落ち着いいてしまいました。COMUSとMELLOW CANDLEはどうあっても外すわけにはいきませんし……仮にあと6組選ぶとして英国勢で埋まってしまうと思います。そのぐらい層が厚いです。
他の地域を出そうとすると、アイルランドのTÍR NA NÓG、スペイン・バスクのHAIZEA、カナダ・ケベックのHARMONIUMとか……結構ありますね。プログレフォーク第二弾組もうかしら。
そのCOMUSですが、まさにMikael経由で知りまし……いや、Lee Dorrianだったかもしれません。とにかくその界隈です。暗黒フォークの洗礼を浴びました。
GRYPHONは個人的に5thが至高と言ってしまうと身も蓋もないのですが、本音はそんなところです。とはいえ1st~2ndの路線も無視できない異彩を放っているのは事実なので。
友川かずきは最初ちょっとびっくりしますよね。でも、聴いているうちに慣れるだろうと思っていたのですが、未だに慣れません笑