第9話 ソラ VS ユキ
俺はすぐさま自分に身体強化魔法をかける
「____フッ」
剣を持ち、すぐにユキに接近。が、
「甘いよ。エレキボール×5、追尾」
ユキには雷魔法がある、俺よりも大きな魔力がある
「纏い、ウィンドソード」
剣に魔力を纏わせて風魔法を起動。
目には目を。歯には歯を。魔法には魔法を。
「ウィンドカッター×5」
互いの魔法がぶつかり、土煙が舞い上がる。
「ウィンドブースト」
ソラは自分の足に魔力を纏わせ、風魔法を起動し、とてつもないスピードでソラに接近する。
「ソラならそう来ると思ってたよ。エレキウォール」
ソラとユキの周りが、雷の壁でおおわれる。そして、
「これでおしまい、”雷鳴”」
ソラに全方向から無数の雷が放たれる
もはやソラに逃げ場はない。
そして、
「ばいばい、ソラ」
少女はその光景が見たくないのか、目を静かに閉じようとする
勝負はソラの敗北で終わる
「まだだ!!!」
瞬間、ソラに向かって伸びた雷が角度を変えて、別方向に曲がりだした。
ありえない!!私の雷が曲がるだなんて!!
「くっ、早く体勢を…」
一瞬の油断が
「減重」
一瞬のほころびが
「これで俺の勝ちだ」
命取りになる
勝者、ソラ・ノルウィン
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