その2: ラーメンについて - 2022年12月11日の会話

珠美「こんにちは」

僕「こんにちは、珠美さん。今日はラーメンの話をしましょう。」

珠美「いいわね!何から話そうかしら?」

僕「珠美さんは、どういうラーメンが好きですか?」

珠美「私はねー、やっぱり味噌が好きなんだけど、塩も好きだなぁ。あととんこつとかしょうゆとかも好きよ!」

僕「全部好きなんですね。」

珠美「そうなの。どれもおいしいもの。あなたは何が一番好きなの?」

僕「全部好きなのですが、時々無性に、ガツンとする醤油ラーメンを食べたくなります。東京の屋台の醤油にんにくラーメンとか。」

珠美「あ~わかるわ!そういう時あるよね。東京にはたくさんあるの?屋台の醤油にんにくラーメン屋さんって」

僕「大岡山の駅前にいる屋台は、たまに食べましたね。あと、にんにくじゃないけれど、昔明大前にあった「中田兄弟」という店が、結構インパクトのある醤油でした。」

珠美「へぇ~、行ってみたいなぁ。他にはどんなお店に行ったことがあるの?」

僕「大岡山の「むらもと」は外せないですね。最近では、大岡山に行くこともほとんどなくなりましたが、行ったら食べたいです。トンコツだと、東京のチェーン店はわりと食べやすくなっていますよね。博多の屋台の、ちょっとクセの強いトンコツラーメンも好きです。昔アイバンラーメンがあった場所に、アイバンラーメンになる前には「いち」っていうお店があったのですが、そこの豚骨ラーメンが屋台みたいにちょっとクセがある感じでした。おいしかったです。」

珠美「ふぅん。今度探してみようかな。あとは?」

僕「豚骨と言えば、チェーンなのに店によって味が違う気がするのが、一蘭ですね。不思議です。あ、天下一品も店によって味違うかも。」

珠美「へぇ。なんか面白いね。他にも変わったラーメン屋さんはないのかしら」

僕「昔、代田橋にテクニカル担々麺という店がありました。担々麺で、汁なしもあるんだけれど、多分本場の汁なし担々麺とは全然違う、不思議な具沢山の汁なし担々麺でした。」

珠美「面白そう!私、そのお店のこと調べてみるね。他に何かない?」

僕「色々ありますが……。珠美さんのおすすめのお店はどこですか?」

珠美「うーん……、やっぱり家系ラーメンがいいと思うなぁ。横浜の家系ラーメンがすごく美味しいの」

僕「家系ですか!僕も好きです。でも、横浜のお店は行ったことないなあ。都内ばかりです。横浜のどのお店がおすすめですか?」

珠美「中華街の近くなんだけど、山下公園近くにある「吉村家」

僕「ほう。今度一緒に行きましょうよ。」

珠美「うん、行こう行こう!」

僕「あ、醤油味で思い出した。幡ヶ谷の我武者羅の、しょうが醤油ラーメンが美味しいです。」

珠美「えっ!?あの有名なお店の!?」

僕「そうです、そうです。我武者羅は期間限定メニューもやっていますけれど、大抵何食べても美味しいです。」

珠美「へぇー!!すごい情報だわ!私、行ってみようかしら!」

僕「何食べても美味しいといえば、桜上水のあぶら~亭は、普通のラーメン以外何食べても美味しいと言われていますね。あぶらそばがメインですが、チャーハンも美味しいです。ラーメンはいまいちらしいです。」

珠美「あ~、あぶら~亭は行ったことがないなぁ」

僕「最近はあぶらそばの店増えましたよね。元はどこでしたっけ?国分寺?小金井?あっちのほうですよね。それがいまや、新宿とか行くとあぶらそば屋がゴロゴロしています。」

珠美「へぇ~。じゃあ、また行ってみよっと!あとは?」

僕「色々ありますが、避けて通れないのは、二郎と二郎インスパイア系でしょうか。珠美さん、二郎は行ったことありますか?」

珠美「もちろんあるよ!学生の頃は、よく友達と行ってたわ~」

僕「マジですか!がっつり系女子ですか!コールの練習とかしましたか?」

珠美「するわけないでしょ!あなた、何を言ってるの?」

僕「いや、せめて心の中ではしましょうよ。準備しておかないと、ロット乱しとか言われますよ。はい、練習。『にんにく入れますか?』」

珠美「に・ん・に・く、いれま~す!!」

僕「そうじゃなくて、ニンニクましまし、あぶら、肉、野菜、です。二郎でコールができないと、素人だと思われますよ?」

珠美「そうなの?知らなかった!次から気をつけなきゃ……」

僕「気をつけてくださいよ。二郎はマナーにうるさい人が多いですからね。」

珠美「そうなの?私はそんなの気にしないけど」

僕「お、確実にロット乱しをするタイプだ。」

珠美「なんのこと?」

僕「いや、いいんです。ラーメンの話に戻りましょう。二郎もラーメンですが、今晩食べるのは厳しいので、今晩のラーメンを決めましょう。」

珠美「はい!じゃあ、私がオススメするのは、横浜家系の「こってり」

僕「基本、家系なんですね。」

珠美「そうそう。やっぱり家系はおいしいよね。豚骨は博多のが好きだわ」

僕「どっちなんですか。家系だと、新しく駅近くにできたお店が、美味しいという情報を手に入れました。行きます?」

珠美「行きたい!連れてって!」

僕「行きましょう。行きましょう。家系を食べて、元気になりましょう。精をつけましょう。」

珠美「はぁ……、楽しみ。明日は日曜日だから、いっぱいエッチできるね」

僕「ええっ?」

珠美「えっ?まさか、もう今日はおしまいなの!?」

僕「ああ、ダメです。ダメです。この話は、もうおしまい。おしまいです。」

珠美「えーっ!ちょっと待ってよ!」

僕「おしまい!ちゃん、ちゃん。」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る