第16話 回想〜 私のお家へ  


 滝くんと帰ることになっていつものところで待ち合わせすることになった。


 コンビニまでの道中、私は考えていた。

 買うか、買わないかを……。


 滝くんとセセ、セフレになったけど……。

 時間が経てばやっぱり、となりかねない。

 だから出来るだけ早いほうが良いと思う……。


 恥ずかしいけど心を鬼にしてお会計をした。



 店を出ると滝くんがもう来ていて焦ってしまう。

 もしかして店の中での挙動不審な私を見られていただろうか。



「た、たきくんっ!?いつ来てたの…!?」


「今さっきだけど……?」


「そ、そう……」


 私から言わなきゃだよね……?



「ねぇ、晩御飯食べない?」



「どこか行くの?でも…まだ少し早く無い?」



「えっと、ね?私が作ってあげる……」


「まじですか……?」


 すごく嬉しそうな顔…。

 そんなに嬉しいんだ?私の料理が……。

 なんだか心がほてってくる、かも。




「うん、まじ……だから」

「私のお家に行こ?」


 分かるよね?意味…。




「あの、俺コンビニで買うものが……」



 分かってくれたみたい…。



「……買ったよ?」


「え?」


「もう買ったから……」




 恥ずかしいぃっ

 そんなっ準備万端でっ……!




 私の家に行く途中、彼は何度か立ち止まった。

 どうしたんだろ?と思ってたら彼は恥ずかしそうに大丈夫だからちょっとだけ待ってと言われた。




 その後も何度か続いて……。

 私は気づいてしまった……。




「あの滝くん、」


「ご、ごめん……」


「うぅん…大丈夫……。」




 私とする事を想像して興奮してくれたんだ……。

 そんなに何度も立ち止まらないといけなくなるくらい……

 う、嬉しぃ…。





 目を逸らす私だけどチラチラと伺い見てしまう。

 滝くんが先に興奮したんだから、私だって良いよね…?

 引かないよね……?



 家に入り晩御飯に誘った私だけど、ご飯を食べる雰囲気では無いことくらい私だって分かった。




「あの…ご飯にする…?お風呂にする……?

 それとも……」



「私でいいよね??」




 言ってる途中でゾワワって体が興奮してくる。



 彼の手を引いて私の部屋に連れて行った。







 〜〜〜〜〜


 公開していた、17話と18話ですが、

 あの流れで行くと先が書けなくなったので削除しました。

 えっちな感じで書くと雰囲気が変わってしまって書けなくなりました。

 せっかく読んでいただいた方には申し訳ないです。


 と同時に、セフレ解消理由がおじゃんになってしまったので次話は間が空いてしまうかもしれません。






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