第9話妹とデート

 こんなイケメンヘアが自分に似合うなんて思っても見なかった……。

 自分の顔も久しぶりに髪が短い状態でじっくり見るけどイケメンに見える。

 いやいや、やっぱ違うよなイケメンな訳ない。

 だって……。


 妹を待っていると少しして出てきた。


「お兄ちゃんっお待たせ〜」


「わっ、すごいね。すごくカッコよくなってるよお兄ちゃん!」


「まぁ、髪型はな?」


「髪型だけじゃないけど、なんか透明感っていうか清楚っていうか、すごくモテそう…」


「そんなに褒められると照れるわ。ありがとな」


「よかったでしょ?髪切って」


「うーん……」


 正直落ち着かない。

 周りの目を気にしないといけないというか……。

 それが当たり前なんだけども。


「じゃあ、映画見に行こっお兄ちゃん!見たいアニメ映画あるんだぁ。」






 side由希


 お兄ちゃんはやっぱりイケメンだよね……。


 何年か前から前髪を伸ばしっぱなしになったお兄ちゃん


 なんでも学校で顔を見て笑われる事が多いんだとか

 私には思い当たる事があった、というか私も笑いそうになった。


 だってすごく眠たそうな表情で今にも死にそうって顔してるんだもん……。

 その時はお兄ちゃん中学生で夜遅くまでゲームか何かやっていたらしい。それが原因で間違い無いだろう。


 お兄ちゃんは少し思い込み激しいところあるからなぁ……

 わたしが言っても信じてくれなかった。

 だから私はお母さんに告げ口した。

 そしたら夜更かし禁止にされたみたいでもう笑われなくなるはずだったのに、お兄ちゃんずっと顔隠しちゃうんだもん。


 自信なくなっちゃったんだろうけどイケメンなんだから勿体ないってずっと思ってたから今日私は大満足だ。


 こんなかっこいいお兄ちゃんとデートするとか鼻が高くて嬉しいなぁ。


 というかほんとイケメンだね。

 普段引きこもってるから肌は色白くて綺麗だし透明感あってなんかエロ可愛いというか……。

 明日から大変だよ?お兄ちゃん?



 そのあと映画を見てショッピングしたりして楽しんだ。

 すれ違う女の人の視線にお兄ちゃんはすごく戸惑ってた。










  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る