第2話 タンノウ【ASMR】/中多さんが美也の魔の手に!

○街中・通学路(朝)


美也

「紗江ちゃん、ぎゅ~ってさせて~!」


   #美也、紗江にいきなり抱きつく。


紗江

「ひゃあ! 美也ちゃん!?」


美也

「よいではないか、よいではないか~!」

「紗江ちゃんのふかふか、たっぷり味わわせ~い!」


紗江

「ひゃあ、ひゃああ!」

「先輩、たすけてくださ~い!」


   #紗江、主人公の胸に飛び込んでくる。


美也

「逃げてもムダだよ!」

「にぃに、そこを動かないで!」


   #美也、主人公に抱きついた紗江に、さらに抱きつく。

   #主人公の目の前で揉み合う紗江と美也。


美也

「ん~、紗江ちゃんは今朝もいい匂い~♪」

「なんだか安心するな~♪」


紗江

「ひゃあ~! だめぇ~!」

「美也ちゃん、謝るから許して~!」


美也

「えへへ、真っ赤になっちゃってカワイイ~!」

「そんな顔されたら、美也も本気になっちゃうぞ~♪」


紗江

「へ? 本気……?」


美也

「ふっふっふ……こっちも堪能しちゃうもん!」


   #美也、紗江の胸を鷲掴みにする。


紗江

「きゃあ!? 美也ちゃん、そこは……!」


美也

「やっぱり、胸のふかふかも味わわないとね!」


紗江

「美也ちゃん、そこはやめて~!」

「先輩、たすけて~!」


美也

「にぃには手出し無用だよ!」

「にしし~! 紗江ちゃんを味わい尽くすのだ~!」


   #美也、紗江の胸をわしわしと揉み始める。


紗江

「ひゃあ! やあ、やああ~っ!」

「美也ちゃんやめてぇ~!」


美也

「にしし! 紗江ちゃん湯たんぽで暖まっちゃうよ~!」


紗江

「あうぅ……ひゃああ~……。」

「美也ちゃんダメぇ~……!」


美也

「ダメじゃないの! 紗江ちゃん我慢しなさい!」


紗江

「ふえええ……」


   #紗江、主人公にすがりつき、耳元で助けを求める。


紗江

「せ、せんぱい……たすけて……」


   #主人公、ハッと我に返り美也を紗江から引っ剥がす。


美也

「あ、にぃに! 割って入ってきちゃダメー!」

「《やりすぎだ》? そんなこないもん!」

「美也の紗江ちゃん欠乏症はこんなもんじゃ癒やされないの!」


紗江

「はぁ……はぁ……ありがとうございます……」



《第3話へ続く》


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『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.3 中多紗江編』(CV・今野宏美、CV・阿澄佳奈)

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