か行 く〜こ 〆
『く』
悔い改めた(penitent)
刑罰を受けつつある、または待ち受けている。
悔い改めぬ(impenient)
時間の点から言って、罪と罰との中間に位置する心の状態。
空気(air)
気前のいい神様が、貧乏な藻のを太らせようとの思し召しから、支給される滋養分豊かな物質。
偶然(accident)
不変の自然法則の働きによって起こる不可避的な出来事。
偶像崇拝者(idolater)
我々が信仰していない宗教を、我々のそれとは違った像を掲げて奉ずる者。貨幣に刻まれた像より上のほうの数字を重く考える者。
寓話(fable)
何かある重要な真実を例証するように意図された短い嘘
口(mouth)
男にあっては魂への入口。女にあっては心の出口。
苦痛 (pain)
不愉快な気持ちの一つで、体に対して何事かが加えられるという肉体的根拠を持つ場合もあれば、完全に精神的なもので、他人の幸運が原因という場合もある。
苦難(AFFLICTION)
もうひとつの過酷な世界にゆくための魂の調教過程。
苦悩(DISTRESS)
友人の繁栄を目の当たりにすることからかかる病。
クラリネット(clarionet)
人が自分の耳に綿を詰め込んで操作する責め道具。
クリスマス(Christmass)
暴飲暴食、涙もろい感情、贈り物を頂戴する日。世間一般の怠惰、および家庭における行事に捧げられている。
訓戒(expostulation)
愚かな人々が好き好んで友人を失う数ある方法のうちの一つ。
君主(monarch)
君臨という仕事にたずさわっている人。
群集(multitude)
政治上の英知ならびに美徳の源。
君主政治(monarchical government)
君主のいない政府。⇒貴族政治、金権政治。
軍隊(army)
祖国を防衛すると称して、敵を攻撃する気持ちを起こさせそうなものをことごとく食い尽くしてしまう非生産者の一集団。
『け』
計画(plan)
偶然の結果を達成する最善の方法について頭を悩ますこと。
経験(experience)
すでに抱きしめている愚行が、望まれない古い馴染みであると、認める事を可能にさせる英知。
経済(economy)
要りもしない一樽のウィスキーを買う余裕のない牛一頭の値段を払って買うこと。
警察(police)
保護と関与を目的とした軍隊の一つ。
刑事(detective)
罪が犯された後になってから犯罪を探り出す役人。
芸術(art)
RAT(ネズミ)の組み合わせ文字から一字を動かしたもの。
軽蔑(contempt)
下手に抵抗すると、ただでは済みそうもない手ごわい相手に対して、慎重なものが心に抱く感情。
刑務所(prison)
いい宿に入れる金銭上の余裕がない場合に、一時的な精神異常者を収容する粗末な宿屋。
結果(effect)
つるに同じ順序で一緒に起こる二つの現象の第二のもの。
結婚(marriage)
共同生活隊の一つで、一人の男と一人の女と、その他からなり、それでいて全部会わせて二人にしかなららない状態、もしくは境遇。
結婚式(wedding)
二人の人間が一個の人間になろうと企て、そのうちの一人が無も等しい存在になろうと企て、無も等しい存在が一緒にいても苦にならないものになろうと企てる儀式。
決闘(duel)
二人の仇同士を和解させるにあたり、その準備段階としてとりおこなわれる型どおりの儀式。
言語(language)
われわれがそれを使って、他人の宝物の番をしている蛇たちを、うまくてなづける音楽。
現在(present)
永遠の時間の流れの中で、失望の領域と希望の世界とを分けている部分。
建築家(architect)
あなたの家の設計図を書くと同時に、あなたのお金を引き出す設計図を書く技術者。
健忘症(foretfulness)
良心を欠く埋め合わせとして、神が債務者に授けてくださる才能。
権利(right)
あるものである、あることをする、あるいはあるものを持つ正当な機能。
『こ』
乞う(beg)
同じ熱心さでも、頼んでみてもくれっこない、という確信に比例する熱心さをもって、何かをくれと頼む。
講演者(lecturer)
一方の手をあなたのポケットに突っ込むと同時に、舌をあなたの耳に差し入れながら、あなたの辛抱強さを固く信じて疑おうとしない者。
絞首台(gallows)
主役が天国に移されることになっている奇跡劇を演ずるための舞台。
強盗(ROBBER)
単刀直入な仕事人。
幸福(happiness)
他人の不幸を眺めることから生ずる気持ちの良い感覚。
合法的な(lawful)
司法権を持つ裁判官の意志と両立し得る。
拷問台(rack)
とかく論議の多い道具であって、かつては、誤った信仰を熱狂的に報じようとする者を説得して、生きた真実を抱かせようとするのに盛んに用いられたものである。
強欲(repacity)
勤勉を欠いた先を見越しての倹約。
合理的な(rational)
観察、経験、反省、この3つの妄想は別として、他のあらゆる妄想を欠いている。
極悪人(miscreant)
いちばん無価値な者。
国王(king)
冠をかぶることがなければ、とくに取り立てて言うほどではないのに、「冠をいただいた」という言い方で一般に知られている者。
告発者(accuser)
かつての友人。
孤児(orphan)
この世に生きていながら、両親に死なれたために、親不孝をする機会を完全に奪い取られたもの。
乞食(begger)
友人たちの助力にすがって生きている人。
国会(congress)
法律を廃止するために会合を持つ人びとの集団。
国境(boundary)
政治関係で、一つの国家の持つ想像上の権利と、いま一つの国家の持つこれまた想像上の権利とを分かつ、二つの国家の間に引かれた想像上の線。
子供時代(childhood)
人間の生涯で、幼年時代と青年時代の中間に位置し、罪多き壮年時代からは二段階、悔い多き老年時代からは三段階、それぞれ隔たっている一時期。
好み(preference)
一つのものが他の一つのものより優れているという、誤った信念から生ずる感情、もしくは気分。
娯楽(pastime)
失意をいよいよ増大させる一つの工夫。
殺す(kill)
後継者の指名を行うことなく、空席を生じさせる。
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