第3話 死闘

「くっそどうすれば」


 今悪魔と戦っている最中だ

 スキルのおかげで逃げに徹しているので死んではいないだが相手が強すぎる。

 相手がバカで自分のスキルのおかげで成り立っているのもあるが無傷ではない所々血が溢れ出し腕にいたっては左腕がなくなっている

 相手が炎使ったりしてくれたからすぐに焼いて出血は抑えられたが倒せないこのままではジリ貧だ。


「ハハハッどうした逃げ回ってるだけか?攻撃してきたらどうだこの部屋では相手と力量を近づけるため弱くなっているが魔人王の弟の俺に勝てるわけがないか!」


「はぁっ?なんでそんな奴がここにいんだよっ!」


「死ぬ前に教えてやるよこの部屋は神の試練になっていてな俺に勝てたらすごいお宝がこの後には眠っているのさ!俺に勝てたらだけどな!

 それにしてもお前の力量的にもうちょい弱くなるはずなんだけどななんか力隠してんのか?」


 絶対あれだ俺のスキルは逃げる時には強くなる攻撃力も半端ないぐらいにな。

 でも攻撃に転じた途端逃げている途中ではないのでスキルが解除されるのだ、ますます相性が悪いクソみたいだ


「飽きてきたな、おい力隠してたら出した方がいいぞーないんだったら殺すよ?」


 バンッ ドカン


 ・・・・


 戦闘が始まって約5時間がたった相手がバカで火力がすごいだけで策も知略もない怪我は増える一方だが死にはしてない


「あーーーーーイライラしてきたーこれで最後なこの技自分のライフギリギリまで削って出す技だからやりたくないんだけどお前を対等と認めて本気だしてやるよ」


 ちっこれまでか?、つーかなんてバカでかい炎だよ。

 自分はごみみたいな人生人の愛情も知らずに生きてきたけど、自分だってプライドがあるんだ抗って死んでやるよ!


「ゔぉーーー」


「じゃあな!」



「はーーー終わったもう無理攻撃食らったら死にそうだ」


「そりゃいいこと聞いた」


 スキルを発動して炎から逃げた、左の方が巻き込まれたが好都合だ、持っていた剣で肩を切り炎で焼き止血して切った肩を持ち攻撃した


「自分に攻撃力はないがお前は死にかけそしてお前の炎がついたこの肩ならどうかな?」


「おいやめろ」


「この言葉返すぜ、じゃあな!」


 そして悪魔は自分の炎に燃やされ自爆した

 そしてあいつが死んだことによって炎も超弱まっていたが消せなく徐々に体を侵食していた


「ハハッやったんだけど自分もう死ぬけど意地でも宝は一度は見たい」


 そう思いあいつの魔石を拾い光っている方へ向かい光の膜を通り抜けた

 するとそこは俺以外通さなくあいつの炎も消え去り、服も消え裸だった

 そして周りを見渡すと宝箱が四つあった


 一つ目を開けるとスキル生成権

 二つ目はスキル進化権

 三つ目は転生権

 四つ目は願い事を叶える権


 俺がお宝たちを手に取るとスキルが発動しランクアップした


 一つ目と二つ目は一回だったのが4回になり三つ目はランダムじゃなく選択式になり四つ目が3つに増え願い事をなんでも叶えるにランクアップした。


 自分は内心大はしゃぎだったそして死にそうだったのですぐに使った


 全部どうするか悩んだからまず転生権から使用した。

 選択できるのは種族、性別、世界なので種族は強さなどよくわからないのでさっき強かった魔人にて、性別は変わらず男、世界はたくさんあるけどやっぱ地球で。

 そして四つ目だが一つは種族の進化、さっきの魔人によると種族にランクがあり転生しても一番下の騎士爵になるためランクアップじゃなく種族進化で二つ目は今持ってるものを全て転生しても引き継ぐことつまり魔石とスキルの生成権と進化権の引き継ぎだ、そして最後は一番重要な願いだ、自分は家族もいないずっと1人だっただから最後の願い事は家族が欲しい!


     [その願い全て承った]


 そして自分は消えた

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