リベンジ
『リベンジだ。』
俺は覚悟を決めたんだ。こんな見た目だけ
で諦めはしない。必ず、必ず成し遂げるんだ。
気迫が舞い戻ってきた。よし、やるか。
『アイテム頼む。』
『リベンジ承りました。アイテムをお受け取
り下さい。今回は宇宙イヤーもご用意させて
頂きます。あと、これはまだ試作段階ですが
言葉変換機です。私と会話も出来ます。多分。』
『試作って俺にテストさせたいだけじゃない
かなぁ?それに…まっ良いか。じゃーイヤー
を装着して…あっだから耳の所穴が空いてる
んだね。なるほど試作は始まってたんだ。そ
う言えば、なぜ惑星に移動したのに息が出来
るんだ。一瞬で戻ったから気付かなかったけ
ど。』
『それは空気を造る装置です。一定の区間は
呼吸が出来るシステムになっています。その
区間外は徐々に酸素が薄くなり、苦しくなる
のでお気をつけて下さい。』
『じゃ最初に言ってよ。万が一あったらどう
すんの?全く…。』
『す・み・ま・せ・ん・わ・す・れ・て・ま
・し・たた。すみ・ん・・ませ。ミヨシステ
ムイジョウ。システムイジョウ!』
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