約束
何故、泣いたのか?解らない。
意識のない妻に余計な心配をかけたかもしれない。
けど、ずっと溜まってた思いを話した。
ずっと、大変だったこと!
皆が、奥さんと子供達を支えという
プレッシャーが重圧だった。
いつ病院から呼ばれるか心配で携帯が
鳴る度に怯えていた。
妻の夢を見た朝は、妻がいないという現実に
どうしょうもない絶望感で苦しむこと。
いっそ、先に死んで楽になりたい。
子供のように、沢山、妻の側で泣いた。
そして、妻に伝えた。
お前が、元気になって子供達のことで
離婚したいなら離婚に応じる。
それまでは、子育ては俺の親と俺で頑張るよ。
私は、病室を後にした。
この時、私は一つの事を決めていた
「妻が目覚めたら、、、、、、楽になろう」
それぐらいの権利は
私にもあるはずだ、、、、、、、、、、、だから、、、、、、、
命と家族 余命10年の道のり 北の傍観 @aki2049
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。命と家族 余命10年の道のりの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます