第23話 年明けとこれから。

 ハルという女性が、男を騙してお金を騙しとっているという話をきいた神原。


 しかし、確証がもてない、嘘なのかもしれない。


 そんな中、本宮は、いつも通り仕事をしていた。


 何気ない日常、いつもと違うのは、春という存在であった。


 年が変わった1月、クリスマスも新年も本宮と春は、一緒に過ごす事はなかったが、たまに一度、夕方に一時間程食事をする事はちょくちょくあった。


 本宮はそれで満足していた。

 しかし、同じままでは、いられない。


 本宮、春という人物を中心にまた物語が動き始めようとしていた。

 

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