第13話 夜とワンルーム

 デートの日曜日まで、あと3日、仕事が終わり自分の借りているアパートで、色々な洋服を狭い部屋に一面並べていた。


 ワンルームで腕を組み考える本宮。


 どの服装が良いのか、デートなんてのは久しぶりだ、それに今の沖縄の天気はなかなか読めない。


 急に寒くなったり、暑くなったり、寒いと言ってもコートを着るような感じではない。


 新しく服を買うのもなぁーと思いつつ、LINEに通知がくる。

 『日曜日、楽しみですね』


 ハルから連絡が来た、本宮はやっぱり服を買うことにした。

 時間は遅いが24時間の古着屋がある、そう思いつつ、寒空の中、バイクを走らせる。



 夜の街の中、カフェで、ホットコーヒーを飲みながら、ハルはスマホを手にしていた。

 自分の送ったLINEに直ぐ様返事が来ていた。

 『そうですね、自分も楽しみにしています』


 ハルは嬉しそうに、画面を観た後に、カバンを持ちお店を後に、何処かしらへ向かうのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る