アギトの第三次世界大戦『核から石と棍棒へ』

『食事』

『神（トゥールスチャー）』による『食事』まであと1日。

『アーカーシャ・ドア計画』の進行中に第三次世界大戦が起きてしまった米国。

『IFO計画』は失敗し、『KKK』と『約定』を締結。

世界最大規模の軍事力で他国を圧倒する。

『ラストバタリオン計画』で世界大戦を引き起こし、ドイツを取り戻し、悲願を果たそうとしたヒトラーだったが、『新生テンプル騎士団』は他国の最新兵器軍によって勢いが減退。

勝利が絶望的になったヒトラーは、不老不死と死者蘇生を司るブードゥー教の呪術を研究する。

『Xe-98』が完成したロシアは『適合者（パイロット）』の航空戦闘訓練を遂に終了し、実践投入の段階に突入した。

アラブの『ThisMan』によって計画の発動を余儀なくされた結果、『人類再生化計画』により強制徴兵を開始する。

『イェニチェリ軍』を結成したトルコは他国と軍事同盟を結び、『騎士（シパーヒー）』を中心に侵攻を進める。

『デブリストーム』と『アースシェイカー』を開発した中国は、タイミングを見計らっていると言わんばかりに人的資源を削りながら防戦中。

映像ドラッグ『TortureSoup』を発見し兵器利用していた韓国は、謎の組織の襲撃によって兵器を奪われる。秘密兵器を失った状態で、大戦に立ち向かう。

『グレーテスト・パンジャンドラム』を開発したイギリスは、その兵器の実用度の低さにやっと気がついた。

『鎖国』を発動して他国からの侵攻を事前に阻止した日本は、『神（トゥールスチャー）』の言う通りに『天照（アマテラス）』、『水黽（あめんぼ）』といった武装を放棄し、『開国』を遂げ、『方舟』に搭乗する許可を唯一獲得した。

『神（トゥールスチャー）』の宣言した『食事』まで、残り1時間を切った時だった。

突如、世界が暗黒に包まれた。