第3話 ワクチンが万能なわけないだろが!
まったくもって、常識人というのは困る。わたしがくるってるとしたって、「常識人」以上に世間様にご迷惑はかけてないつもりである。
昨今、というかここ二年くらいコロナウイルスの変種が出て大騒ぎになったわけだよ。で、即座にワクチン開発とか、それって製薬の思うつぼだろうが。なーにが、ワクチンで収まるだよ、ノーベル生化学賞を受けた本庶先生は「ワクチンはできるだろうが、よいワクチンはできないだろう」と述べている。
まあ、それには理屈があって、感染源がRNAウィルスだから、とかいったって、みんなには伝わらないだろうからハッキリ言ってしまうと、ワクチンで撲滅に近い状態に追い込まれたウイルス性感染症は、「天然痘」「狂犬病」だけなのである。だって、インフルエンザワクチンだって、効かないひと多いんだから。まあ、理由はそれなりにあるのだ。
どうにもしんじられないことするのが、臨床試験一年にも満たないワクチンをバンバンと接種してることである。副反応じゃなくて副作用だろうが。ワクチン打って、腕が腫れ発熱するって立派な副作用だよ。おまけに死人まで出しやがって、医学界も実は死に至る人がいることを立派な専門誌に掲載している。もし、あなたのかかりつけ医が勉強家なら、学会発表もされているので知ってるはずだ。わたしはとあるがんセンターの医師から、接種すべきでないと病歴から判定された。
そもそもだが臨床で製品改善してないから、作用を期待する以上、副作用だって起こるのである。ちなみに、そこらにあるインフラ製品というのは二十年~三十年の寿命試験をしているし、自動車だって同様だ。人間はポンコツ自動車あつかいかよ、なってない。
感染性の疾病というのは、時間がたつにつれ、感染力が強くなり、逆に毒性は低くなっていく。感染者は増えるが死人は減るということだ。なぜ、そんなことが起きるかというと、毒性の強い病原性ウイルスは人を殺してしまうから繁栄できないし、現在では感染してるだけで隔離されたりしてたから増殖できないのである。
例えば、日本人は例外的に梅毒に耐性があることが知られている。それだけ性に奔放だった時代があり、人口の半数が罹患していたこともあるから、耐性ができたのである。
今のコロナ感染者は多いかもしれないが、毒性が低いのでほとんど死者は出ていない。だったら、とっとと風邪扱いにするのが正道だろうが、そうはしない、だってカネかかってるからね。このワクチンは非常に特殊で、RNAを特殊な膜につつむ構造をしている。製造だって開発だってお金がかかってるから、回収しないとならないのだ。
まあ、そんな技術的なことぐだぐだ言ったっておもしろくもなかろうし、独り言だと言われればそれまでだが、具体的なことはぼかしてわたしの小説「RNA君のゆううつ」に書いた。
まあ、わたしはくるってるから、信じなくてもいいけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます