【番外】読むと理解が深まる、愛奈の同人ネタ教室★
※こちらは本作に登場する(した)用語や状況を愛奈が解説する(という体)の内容になります。漫画に載ってるハシラの文章や図解みたいなものですね。飛ばしても問題ありませんが、読むと理解が深まります(特に同人イベントなにそれな方)
愛奈「はい! そんなわけで、本当ならセクシーイラストの一枚でも載せた方がいいのはわかってるんだけど『不可能』なのと『補足した方がいいかな?』的な悩みがあったのでプチコラム的なアレの始まり始まり♪」
愛奈「大前提として、解説する内容は主に夏と冬に開催する最大同人イベントをベースにしたものです。ただイベントによってルールや注意点は変わりますし、時代の変化もあります。その辺の事情もあって『スギフェチ』で出てきた同人イベントは、かなり都合のよい産物という認識でいてください。くれぐれもリアルで同じことしてもいいんだ! とは思わないでね☆」
●島サークルとは
同人イベントでは、ホールの中側に配置されている机の固まりを『島』と言い、そこに配置される同人サークルのことを『島サークル』と呼びますネ。この島はジャンルごとに分かれているため、「●●(ジャンル名)の島」とか呼んだりしまス。
例:『FGOの島』、『東方の島』等
また島サークルという呼称は、参加サークルの知名度・規模なんかを表わす際にも使われます。ランクみたいなものですネ(笑)。
ランク順番は大体「島」<「壁」<「シャッター前」の三つ。他には誕生日席(島の両端)なんてのもあったり。いわゆる大手サークルと呼ばれる方々は会場の外周に位置する「壁」に配置され、さらにその中でも一際グレートなサークルは「シャッター前」と呼ばれるその名のとおり外に繋がるシャッターのトコに配置されたりします。
今回アタシと博武先輩がいるのは島なので、ランクとしては(一応)一番下になります。ただまあ、アマチュア=島ってわけでもないんですよネ。
当日のスペース配置の基準としている大事な点には『どれくらいの買い手が集まる、列が出来るか、混雑するか、搬入物(売り物)が多いか』が関係してると思われマス。
激レアなパターンだと、実際に開場してみたら混雑がすごすぎたので臨時で外に並べるようスペースを作った――なんて事も。
●本の値段の目安
作中で「全部五百円だったら良かったのに~」ってあたしが言ってますが、これは金銭の受け渡しがめちゃくちゃスムーズになる=時間短縮になるからですネ♡
自分で作った本ですから勿論値段設定は自由です。ただ、サークルの人は言うなればお店の素人さん。お釣りが発生すると手間どるし受け渡しのミスも増えます。
その辺の事情もあって、会場内の本の値段は500円をベースにして100円単位で変えてるところが多いでス。「なんで500円なの?」に関しては諸説あるんだろうけど、即売会におけるお金の準備・やり取りに都合がよいから、段々そういうイメージができたのでしょうカ。
即売会で使う小銭は「500円」「100円」のみ。出来れば500円でポンと1コインで済ませると、買い手・売り手の両方が嬉しいですねw
逆に一番嫌がられやすいのが1万円で買う時です。買物が1万円でピッタリとかなら問題ないですが、100円の本を1万円で買う等の行為は可能な限り止めましょう。最悪拒否されてもおかしくないので、弾切れ(※小銭=弾と表現されたりします)文句は言わないようにネ☆
●コスプレについて
実は割とルールが変化していってるようで、昔と今ではけっこう違う点もあります。コスプレできるのは限られたエリアだけーとか、長物は●●センチまで可やら、肌色多すぎる服装の場合はインナーが必要、みたいな?
あまり現実に寄せすぎると出来ない事が増えそうなので、作中ではかなり大雑把にしてるけど許してね♡
愛奈「こんなところですかね? あ、まだある?」
愛奈「えーと『コメディ重視のネタとして、愛奈が先輩に説明するべきことをせずにお手伝いさせてますが、実際にやったら大ヒンシュクなので止めた方がいい』だって、ウケますねww』
愛奈「それじゃみなさん、また別の機会があったらその時はよろしくですよ~♪ 最期にあたしのエレちゃんコスプレセクシーショットを(ずるずると画面外に引きずられていく」
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