間に合った、ぎりぎりだけど、間に合った三虎。
最悪なヤツは死んだし、最悪の事態は免れた、みたいに思えるけど。
あまりにショックなことが多すぎて、古志加の魂が……
作者からの返信
本城 冴月さま
ぎりぎり、間に合った三虎。知怒麻呂は、あっさり退場です。
古志加の身体は無事です。
でも、魂が……。
あまりに、知怒麻呂の話がショックすぎて、もう、ボロボロ。
三虎は、古志加の魂呼びをしましたが、失敗しました。
けして、失敗してはいけない魂呼びを……。
コメントありがとうございました。
三虎、間に合ってよかった…!
しかし古志加は今まで体験したことの無い悪意に触れ、母の死の真相を知ったせいで心にひびが…。
母刀自は亡くなりもう戻っては来れないけど、古志加はまだ生きている。きっと大丈夫だと、そう信じたい…!
作者からの返信
日鷹久津さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、なんとか間に合いました。
古志加の身体は無事です。しかし心が……。
「古志加は今まで体験したことの無い悪意に触れ、母の死の真相を知ったせいで心にひびが…。」
その通りです。
三虎は、魂呼びに失敗しました。
失敗してはいけない魂呼びを……。
古志加はぬばたまの暗い闇をくぐる事になります。
コメントありがとうございました。
自分自身も限界一杯のところで三虎はやってくれました。
でもギリギリ間に合わなかった……。
あと少し、あと少しなんですけどね。
本当に、よりによってこんな場面で女らしさに目覚めてしまった古志加が不憫で仕方ありません。
作者からの返信
プロエトスさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「自分自身も限界一杯のところで三虎はやってくれました。」
三虎も頑張りました。
古志加は身体は無事なので、そういう意味では間に合ったのですが、三虎は魂呼びに失敗しました。
けして、失敗してはいけなかった魂呼びに……。
そして三虎は、今まで古志加へ行ってきた、自分の言動の数々を後悔するのです……。
「こんな場面で女らしさに目覚めてしまった古志加が不憫でしかたありません」私も不憫です───!
でもこのエピソードは、プロットの段階からあって、古志加が可哀想なのですが、どうしようもできませんでした。(ToT)
コメントありがとうございました。
古志加が恐怖で壊れた!
三虎はギリギリ間に合いましたね! 傷口も意識も限界のはず、にも拘らず、荒弓のもとまで頑張りました!
古志加の心の傷は深そうです。その傷に三虎はどれほど寄り添えるのか……。
作者からの返信
かごのぼっち様
古志加にとって、母刀自はウィークポイントです。こんなヒドイ事実を知って……。魂にヒビが入る音を、自分自身で聞いてしまいました。
物語のプロット立ての時、このエピソードは、あまりに辛いので、私は、古志加がこの年齢になるまで待ったのです……。
三虎、ギリギリ、古志加の純潔を守ることはできました。でも、心は……。
三虎、傷口も意識も限界のなか、荒弓のもとまで、古志加を運びました。気力で頑張りました!
そんな彼をねぎらってくださり、ありがとうございます。
三虎は今後、古志加の深い心の傷にどれほど寄り添えるのか……。
どうぞ見守ってくださいませ。
コメントありがとうございました。
>悲しみと怖さと憎しみで、
自分の中の魂にパンとひびが入ったのを、
古志加は感じた。
辛く壮絶な場面に絶句です。
三虎さん、卯団の畑に一番に駆けつけたのですね。
古志加ちゃんの瀕死の叫び、三虎さんを呼ぶ声が聞こえて良かった。
三虎さんも回復していない身体で右肩を負傷した状態での弓。
二本の矢のうち一本が的中して良かったです。
しかし、古志加ちゃん、魂がすり抜けて、三虎の声も届かない。
衛士舎へたどり着いた時は、三虎さんも気を失い……。
心が震えるほどの壮絶な場面でした。
作者からの返信
この美のこ様
昔、まだ、古志加が、古流波、という名前だと思っていた頃。
古流波が悲しい時、畑に行って泣いていたのを、三虎は覚えていたのです。
かなり、日佐留売の部屋か? と迷いましたが、一番に、畑に来ました。
危機一髪です!
古志加が三虎を呼ぶ声、三虎にしっかり届きました。
古志加、貞操は無事です。しかし、心が……。
壮絶な事になってしまいました……。
コメントありがとうございました。
ギリギリ助かって良かった……とは言い難い状況ですね(-ω-;)
なんにせよ、起きてしまったことを悔いても仕方のないこと。
三虎も相応のケジメをつけなければなりませんね。
男以前に一人の人間として……
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ギリギリ……、貞操は無事です。しかし、心のダメージが……。
ええ、「なんにせよ、起きてしまったことを悔いても仕方ないこと。」
その通りです。
三虎、この大事な場面で、魂呼びを失敗するとは思いませんでした。
相応のけじめをつけて欲しいところです。
「男以前に一人の人間として……。」
ふあああ! 最十レイさまから、名言が来た!
そうですね。
男以前に、一人の人間として。
三虎がどう動くか、どうぞ見守ってくださいませ。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
古志加ちゃんも、三虎さんも、自分の心と強制的に向き合わさせられる回でしたね。
こんな形で女を認識させられた古志加ちゃんはたいそう災難でした……魂にひびが入る音まで聞こえちゃって(;つД`)
己の都合で古志加ちゃんを遠ざけようとし続けた三虎さん。
その行為を古志加ちゃんのためと決めつけて自己弁護した三虎さん。
自分の思い通りに行かずに勝手に苛立ち、つい手がでてしまった三虎さん。
さあ、ようやく古志加ちゃんを知って、向き合う時間がきましたよ……
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
あのですね、もう言いたいこと、全部、たけざぶろうさまがおっしゃって下さいました。
もー、まるっと、その通りです。
三虎はツケを支払うのです。
古志加は本当に辛い目にあわせてしまって申し訳ないのですが、これは、物語を書く始めから、物語に組み込まれていたエピソードです。
ぬばたまの夢。
ぬばたまの、真っ黒い、闇夜に見る夢です。
コメントありがとうございました。
ギリギリで駆けつけてくれたのはさすがヒーロー三虎だけど……
大事な所で声が届かない。
これは切ない(TωT)
作者からの返信
ぱのすけさま
ギリギリで駆けつける。ここぞという時には失敗しない三虎です。
……が、大事なところで、声が届きません。
今までさんざんに古志加を扱ってきたツケを、彼はここで払うのです。
というのもありますし、現代人から見てると、ここまでパニックになってると、多分、どんな人の声も届かなかったろうな、と思っています。
三虎は、自分が古志加を酷い扱いした自覚があるので、そのせいで、声が届かなかった、と結論づけます。
───声が届かないなんて、思いもしなかった。
コメントありがとうございました。
編集済
「己は怪我だらけになりながら、堂々と言った花麻呂とは、なんという違いだ……。」
おや!?梃子でも動かなかった三虎論法に、新しい気付きあり、ですね。これは変化をもたらすでしょうか。
今までの行動は、三虎からすれば彼女のことを思えば、なのでしょうが…
何度も何度もやって来たことが裏目に出てしまってきた不器用な男ですね…
作者からの返信
海藻ネオさま
三虎は、今までさんざんにヒロインを扱ってきたしっぺ返しをここでくらいます。
(他の男の妻になれ、は、暴漢が出てくるようでは潮時だ、と、古志加を思ってのこと。
土師器を投げつけたのは、怒りの衝動でした。)
てこでも動かなかった三虎論法。
新しい言葉をありがとうございます。嬉しいです。(笑)
これは不器用男に変化をもたらすでしょうか……。
コメントありがとうございました。
あそこで矢を放ったのは凄いですね!
自分も、これ古志加に当たる可能性あるよね! と、思って「マジか! こいつ!」とも思ってしまいましたから!
俺は外さん!
いや、一発外してるからね💢
それも結構際どい所に💢
まあ、距離があったみたいだし、走って近づくより、そうするしかなかったかもですが。
しかしあの傷できっちり仕留めたのは流石三虎‼️
救出できて良かった‼️
後は古志加が目を覚ませば‼️
作者からの返信
アニマルさま
奈良時代、武器は剣、弓、鉾、の世界です。
弓は、飛距離があり殺傷能力のある、大きな存在感の武器でした。
三虎は弓の鍛錬をつんでおり、弓の名手です。
なので、彼は弓を放ちます。
き、際どかったですが。(汗)
身体は救出できましたが、心は……。
彼は、魂呼びを失敗しました。
失敗してはいけないところで、失敗をしてしまったのです。
コメントありがとうございました。
編集済
古志加、ひとまず無事で良かったけど、母刀自の恐怖や無念さを強く自身と重ねて動けなくて……三虎の呼び掛けも効果なく、直前の三虎のやり取りもあるし、心配です(ノ_・。)
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
あわわ……。古志加、おっしゃる通りです。
可哀想です。ヒロインをこんな目にあわせてごめんなさい。あうあう……。(あせる加須 千花)
三虎、魂呼び(正気に戻す)は成功する、と思ってました。
古志加が童の頃、三虎が声をかけ、抱きしめれば、悪夢を払うことが簡単にできたのです。
まさか、まさか、失敗するとは思いませんでした。
三虎は、古志加にこれまでにした仕打ちを後悔します。
三虎は、失敗してはいけない魂呼びを、失敗してしまったのです。
コメントありがとうございました。
こんばんは。
古志加がとにかく無事でほっとしました。
あわやというところでしたが、三虎が何とか間に合って良かったです。
放った矢がかなり危なかったですが。
作者からの返信
水無月 氷泉さま。
コメントありがとうございます。
こんばんは。
あばばばば……。
御作「混沌の騎士と藍碧の賢者」のセレネイアやラナージットをさんざん可哀想と言っておきながら、拙作の主人公をどえらい酷い目にあわせていることがばれてしまった……。
はい、身体は無事です。
放った矢がかなり危なかったです。
剣、弓、鉾、が武器の主流だった時代、弓はかなり強力な武器でした。弓で仕留めるために、速射、連射の訓練を三虎は積んでいます。
体調が万全なら四連射くらい涼しい顔でたたっこむ三虎なので、当たり前の感覚で二連射しています。
弓で必ず絶命させたい苛烈な三虎です。
外しましたけど。
あ、あの……。必ず最後には、冒頭の「愛子夫に愛されて幸せな古志加」に行きつきますので。
本当に酷い目にあわせててすみません……。
コメントありがとうございました。
くうう、無学な私、タイトルの烏玉(ぬばたま)の意味がこんな形で分かるとは思わなんだ……!! 唸りました。
ずっと気になってはいたのです。男と女の仲間を持ちながらも一人の女として恋をする古志加が、「女として」傷付けられる事に鈍くないか? と……。
その気になっていたシーン(「怖くない」、意に沿わぬ口付け、裸を見られた時など)全て言及されて額を打ちました。笑 鮮やかな伏線回収!
不遇な生い立ちに負けないひたむきな努力が、彼女の打たれ強さになっていると思っていましたが、危うさはずっと抱えていたのですね。油断してたー!!
凄いっす。読み手として目が離せない展開なのですが、書き手として、主人公の作り込みの深さに興奮してしまいます。
作者からの返信
清賀まひろ様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まず、作品は違うのですが、「遣唐使の恋」に、素敵なレビュー、ありがとうございました!
「一人の素敵な女性が、自分の価値や気持ち、家族や世間体に悩みながら懸命に生きている姿に心を打たれます。」
ヒロインはたしかに素敵な女性のはずなんですが、まわりのせいで自己評価が低いです。そんなヒロイン目線で物語を語らせると、
「このヒロインははたして読者から魅力的に見えているだろうか?」
と首をひねりたくなる気持ちもあったので、彼女を素敵、と言ってもらえて、嬉しいです。
ここ、烏玉の意味を書いたのは、追加した部分で、わりと最近なんです。
追加して良かった♪
そう、タイトルからずっと、真っ黒い烏の羽みたいな暗さが、この物語にはひそんでいたのです。
ああ、女性としての危うさを抱えた古志加、ずっと気にしてもらっていたのですね。
ありがとうございます。
気になっていたところ、全て言及できていましたか。良かった。
そう、不遇な生い立ちに負けないひたむきさ、強さを持ち、普段は明るく笑う彼女ですが、女性としての隙、危うさを持ち、それは彼女ののびやかな魅力でもありました。
まわりの衛士仲間はみんな良い人なので(裸を見られた時に死んだ桑麻呂以外)成立している間柄でした。
読み手として目が離せない、書き手として作り込みの深さに興奮、と言ってくださり、作者冥利につきます。m(_ _)m
コメントありがとうございました。