うう、古志加…
非道な父親、大好きだった母親は死に、好きな人にはいつまでも子供扱いで、職場では意地悪な女主人が待っている。
つらい~!
つらすぎる!
慰めてもらいたいけど、でも慰めてもらいにはいかない。
自分で気持ちを立て直して、明日に備える。
古志加の成長を頼もしく思いつつ、女性としての感情が芽生えてどんどん複雑になる心が心配でハラハラします~!
作者からの返信
北原黒愁さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「非道な父親、大好きだった母親は死に、好きな人にはいつまでも子供扱いで、職場では意地悪な女主人が待っている」
ひ〜! まさに、古志加の今の状況です。
……可哀想……。(←書いたの誰だ。私だ。)
慰めてもらいたいけど……一番、慰めてほしい相手は、愛する三虎。
だけど、愛されてもいないのに、抱きしめて慰めてもらっても、虚しさと、「三虎の良いひと」への嫉妬で苦しくなるだけ。
それがわかるから、古志加は三虎のもとに、取って引き返せません。
自分と、「三虎の良いひと」は、扱いが違う。その事実に打ちひしがれ、望まぬ父親の話をさせられた事で、ぐったり疲れながら、古志加は女官部屋に帰ります。
古志加、成長とともに、「女性としての感情が芽生えてどんどん複雑に」なります。
見守ってくださったら、幸いです。
コメントありがとうございました。
古志加、卯団の、自分の居場所を守ろうとして、がんばってますね。
ああ、でも、三虎とまた、気持ちがすれ違ってしまった。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加、弱くなったら、衛士をやめさせられてしまうのでは、とおびえ、卯団の自分の居場所を守ろうと、一人自主練です。
三虎とはまた、気持ちがすれ違ってしまいました……。
三虎も、古志加を心配してるのに……。
コメントありがとうございました。
三虎は功を急ぎ過ぎましたね。花麻呂への嫉妬もあるのでしょうが、これでは古志加も居た堪れないでしょう。
嫌な告白をさせられて、気持ちのやり場がない……これでは古志加が可哀想です。ただでさえ遣る瀬無い気持ちを紛らす為に稽古をしていたでしょうに……そして拠り所にしようとしている花麻呂もあの女に……。
しかし、古志加の闇をちゃんと知ることが出来たのは一歩前進ですね。これからの三虎の動きに注目です。
作者からの返信
かごのぼっち様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
遣る瀬無い気持ちを紛らわす為に、一人稽古をする古志加。衛士の仕事に復帰したい。でも状況が許さない。衛士はもう辞めて、女官としてだけ働け、と言われたらどうしよう……。不安です。
三虎は、古志加が心配すぎてと、花麻呂への嫉妬(無自覚)も加わり、暴走してしまいます。
上手くいかない二人……。
あ、古志加、花麻呂が莫津左売のもとに通っていることは知りません。
古志加は知りたくもないし、花麻呂も古志加には教えません。
コメントありがとうございました。
古志加が女官として藤売の傍で過ごすようになって三虎ともすれ違っていますね…。
三虎も心の底から古志加を信頼し、心配しているのでしょうが褒めて欲しい、応援して欲しい古志加の気持ちが三虎には伝わらない…。
今までは抱きしめれば気持ちも落ち着いたのでしょうが、もう古志加もただ抱きしめられるだけの子供ではないんですねえ。
彼女の成長を実感します。
三虎が聞き出した父親のことが、何らかの形で報われるといいのですが…。
作者からの返信
日鷹久津さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加、三虎ともすれ違ってしまいます。
三虎のためにも、頑張りたい古志加。三虎に求めているのは励ましです。
三虎は、古志加が心配で、身体を痛めつけるような稽古をしている古志加を、見てられません。
今まではただ、抱きしめられるだけで、気持ちも落ち着いた。
でも、恋する乙女は、もう、それが違う、とわかってしまったんです。
古志加も成長しました。
そう、三虎が聞き出した父親のことが、何らかの形で報われると良いですよね……。
でも、父親はこの物語で今後登場する事はありません。
コメントありがとうございました。
古志加ちゃんの気持ちが痛いほどわかります。
遊行女の存在を知ってしまったら素直になれなくなってしまう恋心。
女心は複雑なのです。
恋しい恋しい三虎さんと言えど、素直に胸の中に飛び込めないのです。
本当はどんなにか飛び込んで甘えたいことか、三虎さんの胸の中で思いきり泣きたいけど……。
三虎さん、ヘタな優しさは罪づくりです。
作者からの返信
この美のこさま
……これね、全て言いたい事、言ってもらいました。
この美のこさま、物語の深くまで感じ取ってくださり、ありがとうございます。
恋しい恋しい三虎。
でも素直に胸に飛び込めない。
わかってくれない三虎を、詰りたくもなる……。
そして、嫌い、と三虎に言ってしまった事で、余計に、古志加は傷ついてしまうのです。
三虎、罪作り。
なのに全然、その事をわかっていません。(´;ω;`)
コメントありがとうございました。
古志加ちゃんが三虎への想い、フェーズがまた変わったようですね。
両者とも十歳のころのようには行きませんね。うう〜む…。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加は、今まで、(三虎に添い寝して欲しいなぁ、十歳の寝ワラで眠っていた頃のように……。)
と望んでいましたが、そんなのは、子供の思うこと。
三虎は、あたしを抱きしめてくれても、恋人を抱きしめるようには抱擁してくれないんだ、と、ハッキリ自覚した夜でした。
三虎に抱きしめてもらえる莫津左売《なづさめ》がうらやましい……。
羨望と嫉妬、ですね。
もう、十歳の頃のようにはいきません。
三虎は、ちょっと、古志加を子供あつかいしてるところが、まだあるようですが……。
コメントありがとうございました。
古志加ちゃんは可哀そうなんだけど、ここは三虎さん、何も悪くないよなぁ…と思いまして。
なんか三虎さんも大キライ言われて不憫だなっと(^^;;
まぁ男と女の仲はすべてが「タイミング」の産物だし…。
作者からの返信
松ノ木るなさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎ね、悪くないのかな。
三虎は、ずっと、藤売にいじめられてる古志加を心配してました。
その心配が暴走して、花麻呂への嫉妬(無自覚)も巻き込み、古志加の心を無理やりこじ開けようとしてしまいます。
父親の話をしたくない古志加は、辛いです。
三虎、やりすぎてしまいました……。
(仕上げにぎゅっして泣かせてやれば解決、との算段もありましたが)
古志加、恋心ゆえの嫉妬で、大キライと三虎に言ってしまいましたが、三虎は、とくに傷ついてないです。
(なんだ、女の部下はやりずらいな。)とぶちぶち文句を言ってます。
にぶちん。
だから、そんなに不憫じゃーないです。
コメントありがとうございました。
おっとこれは、三虎しくじりましたね。
優しくするのは良いんですけど、女としての古志加を侮ったと言いましょうか。
同情は時に人を傷付けるということを、地でいった感じですね。
とはいえ三虎も、卯団長として部下への責任もありますから、難しい場面でしたねえ……。
作者からの返信
濱丸さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、三虎、しくじり君です。
古志加の事をすごく心配して、心配が暴走しました。
女の扱いは、へったくそです。(笑)
同情は時に人を傷つける、を、地でいきました……。
三虎は、卯団長としても、古志加を心配してます。
まあ、それを差し引いても、扱いへったくそです。(苦笑)
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
古志加ちゃん、卯団に馴染んでいるとはいえ、自分の居場所を護るために悲壮なまでに努力を積み重ねていますね。
昼は意地悪な上司にコキ使われ、物理的にムチ打たれているのに、見ていて痛々しい(;ω;)
なのに、頼る相手がいない。
母刀自も、日佐留売さんも、福益売ちゃんも、そこにはいない。
昔は三虎さんの胸に飛び込めた、でも隣に居場所を求めてしまう今は、ぶら下がることはできない。
居心地の良い居場所を見つけ、恋しい相手を見つけたが故の孤独。
いま、古志加ちゃんはとっても寂しいのです。
だから...三虎さん、二度風呂してる場合じゃないぞ、追いかけろやー!( º言º)コラ
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加は前例のない、女性の衛士。たった一人の女性です。
ずっと衛士でいたいので、努力を積み上げています。
今、頼る相手はいないですが、昼間は、難隠人さまを守る使命に燃えているので、戦闘モードの古志加はさみしさを感じません。
三虎が、話したくもない父親の話を古志加にさせ、さらに、
「三虎はあたしを抱きしめてくれても、吾妹子として隣に居場所をくれるわけではない。三虎は別の女をもっと愛を込めて抱きしめているんだ。」
と、古志加にわからせたせいです。
古志加は動揺し、そうすると、すがりたくなるのは、やっぱり死んだ母刀自です。
普段は、このように母刀自にすがりたくなるような気持ちは封じ込めて生活している古志加ですが、三虎のせいです。
居心地の良い居場所を見つけ、恋しい相手を見つけたがゆえの、孤独です。
三虎、二度風呂してる場合じゃない、本当、追いかけろこらー!です。 ( º言º)コラ(←気持ちの伝わる絵文字チョイス。ありがとうございます。)
三虎は、二度風呂して、しっかりあったまって自分の部屋に帰りました……。
コメントありがとうございました。
三虎さん、古志加ちゃんの置かれている状況を分かっているんですね。でも女の世界に男が口を出せない。だから古志加ちゃんは強くなるしかない……。
花麻呂ぎゃなくて俺に話せ!
おおっ!三虎さん、ちょっと素直になりましたね??と思ったらまた泣かせるし〜。なんて不器用なのでしょうこの方は。
作者からの返信
朝倉さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、その通りです。
藤売がこんなに意地悪だとは、思いもしませんでしたが、いったん、母親──鎌売に古志加を預けてしまった以上、何もできることはありません。
三虎、古志加の状況を聞くたび、ずっと悩んでます。
古志加は、強くなるしかない……。
古志加は三虎の加勢など、これっぽっちも考えてません。
女の戦にメラメラ闘志を燃やしています。
三虎、花麻呂じゃなくて、オレに話せ!
頭のなかで思っただけで、口にだしてないんですよね。
きちんと口にしていたら……。
不器用朴念仁です、この男。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは!
『「ほら、古志加。」
両腕を広げる。
こうすればいつも古志加は飛び込んでくる』
三虎!! 甘いわ、いつまでも女の子が子供のままだと思ってるの、きみ?! わかってないなあ。(おや)じゃあないのにー。
三虎の腕の中に飛び込みたいのに、でもなにか違う、そうじゃない、子供としてあやしてもらいたいわけじゃない…古志加ちゃんのせつなさを思うと、辛いです。
三虎のにぶちん、ここに極まれりですね(え、まだまだ、こんなものじゃあない?)
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「三虎の腕の中に飛び込みたいのに、でもなにか違う、そうじゃない」
そんな事、思うとは……、と、古志加は自分に愕然としました。せつないです。
「三虎!! 甘いわ、いつまでも女の子が子供のままだと思ってるの、きみ?! わかってないなあ。(おや)じゃあないのにー。」
もう本当、その通り。
三虎のニブチンめ。
はい、ここが極みではありません。
三虎はもっとニブチンを極めるべく、不器用朴念仁の道をひた走ります。
コメントありがとうございました。
こんにちは!
「三虎なんて嫌い!」
古志加が叫んで走り去ったあと、三虎はしばし呆然とした。
まさか、こうなるとは思わなかった。
優しく抱きしめて、背中をたたいて、きちんと古志加が泣き止むまで待つ。
それで事はおさまると思ったんだが。
「しくじったなぁ……。」
三虎、単純だなあ(笑)
お年頃の娘さんは難しいのですよ(笑)
特に古志加は難しそう!
「なんで女おみなの部下は、こんなに扱いづらいんだ。」
答え. あなたが不器用朴念仁だからです🤣笑
とはいえ、三虎、ここでちゃんと古志加を泣かせ吐き出させてあげたのはグッジョブ👍❗️
やはりまだ古志加の中で父親は尾を引いてるんですねえ。
さて、三虎君、どうするかな?
作者からの返信
アニマルさま
こんにちは!
たくさんご高覧いただき、ありがとうございます。
「三虎、単純だなあ(笑)」
本当です。
「お年頃の娘さんは難しいのですよ(笑)
特に古志加は難しそう!」
そうですね〜。古志加は、衛士としては、(職場の部下としては)男なら反抗してこないところで反抗してくるので、扱いづらさを三虎は感じているようです。
「なんで女の部下は、こんなに扱いづらいんだ。」
答え. あなたが不器用朴念仁だからです🤣笑
大爆笑。
その通りですね〜!
古志加、父親のことは、普段考えないようにしていますが、心の奥底には、やはり、「尾をひく思い」があります。
「さて、三虎、どうするかな?」
答え:そのままほっといて時間の経過を見守る。です。(ひでえな!)
コメントありがとうございました。
思い出したくもない親父のことを三虎に打ち明け、揺さぶられる感情。
抱きしめて慰めてもらいたいけど、三虎に童に抱く感情でなら抱きしめてもらいたくない。
雲間に見え隠れする月の夜が、心境も表しているようで美しくも切ないですね。
作者からの返信
矢口こんたさま。
古志加、大好きな三虎相手でも、父親のことなど、話したくありません。
無理矢理、心をこじ開けられて、辛いです。
激情がほとばしる。
三虎は、心から心配だから。
その末、気がついてしまいました。
三虎に童に抱く感情でなら抱きしめてもらいたくない、と。
ショックで愕然とした古志加です。
「雲間に見え隠れする月の夜が、心境も表しているようで美しくも切ないですね。」
とても綺麗に表現してくださって、嬉しいです!
コメントありがとうございました。
古志加ちゃんの暴走回というか感情ぴゅーぴゅー吐き出し回。少しでも楽になれればいいですが。
組手稽古のようなことしながら辛い思いを吐き出してくところは、良いシーンですね。
作者からの返信
かつたけい様。
こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加と三虎は、放っておくと進展しません。(とくに三虎)
ゆえに、三虎を揺さぶるのです。
花麻呂への嫉妬で。古志加への心配で。
三虎は、古志加が藤売にいじめぬかれているのに、助けてあげられないこの状況に、苦しんでいます。
オーバーワークとしか思えない、夜の自主練を見て、心配が暴走し、嫉妬を巻き込み、無理矢理、古志加の心をこじ開けようとしてしまいます。
古志加は、好きな三虎相手でも、嫌です。父親の話なんてしたくない。
組み手稽古で拳をぶつけながらでないと、父親の話なんてできません。
良いシーンと言っていただき、嬉しいです!
古志加と三虎の心をぶつける為の、今の状況なのですが、
古志加、ぜんぜん楽になってません。
無理矢理、父親の話をさせられて、
両腕を広げた大好きな三虎は、他の女をその腕に抱いてる、と気が付き愕然とし、
よけい心が乱れただけです。
……可哀想な古志加ですね。(どうしてこうなったのだ……。)
コメントありがとうございました。
「クソ親父がそう言ったせい」
稽古をしないと弱くなるという強迫観念を埋め込まれたんですね。
でもそれは真実だと思います。肉体的には。
あのクソ親父、イタチっていうんですね。
イタチはイソップ物語の悪役でもあるし、ぴったりな名前。
「もう一回、風呂に入りなおすか」とは贅沢ですね、三虎。
二度風呂なんてやってみたいものです。
作者からの返信
綾森れん様。
そうです。強迫観念です。
反面、稽古に真面目に取り組むことにもつながっており、古志加の衛士としての、底上げにもつながっている事です。
「イタチはイソップ物語の悪役でもあるし、ぴったりな名前。」
お〜! その考えはなかったです。ありがとうございます。
上毛野君の屋敷には、温泉がわいてるので、入り放題。さっぱりです。三虎が羨ましいです。(笑)
コメントありがとうございました。
こんばんは!
三虎氏、古志加ちゃんもぐんぐん成長しているのですよぉー。
だから、手遅れにならないうちに、正直になりなさい!
と、心の隅で思いながら拝読いたしました!
それにしても、古志加はお父さんの話になると、やはり
壮絶ですね・・・よく育ってくれたものだと思います。
この先、父親像としての三虎ではなくて、
ちゃんと人と人として支え合う、古志加と三虎として
恋が成就することを祈っております!
作者からの返信
Koneさま。
こんばんは。
一日に二回も来てくださって、嬉しいです! ありがとうございます。
三虎……。本当ですよね。古志加も成長しとるというのに、まったくこの男は……。
古志加、子供時代は壮絶です。可哀想です。藤売は意地悪だけど、他の人は良い人たちなので、古志加は上毛野君の屋敷に来られて、本当に良かったです。
で、気がつかれましたね。
三虎、父親像……というより、保護者感があって、むしろ母親ぽいんですよ。
三虎→古志加を守りたい。同時に、親が子供を支配するように、古志加を手中に収めていたい、という願望があります。(無自覚)
ゆっくりと恋の支配欲と溶け合っていきます。
そこに、恋心に蓋をして生きているのも加わり、しっちゃかめっちゃかです。
古志加→父親から愛してもらった記憶がないので、三虎の保護者感は、母親と重なる。
母親とは十歳で死に別れ反抗期を経ていない。
三虎の保護者感は、三虎が深く愛してくれる、三虎が守ってくれる、と溶け合い、古志加にとっては「乗り越えるべき壁」とはなりません。
・三虎に女として見てもらえない。
・三虎には他に女がいるんだよ!
そっちのほうがよっぽど古志加にとっては問題です。
そう、三虎は矛盾を強く抱えながら生きる男です。三虎のほうが、問題なのです。
恋の成就を祈っていただき、また、長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
感情の描写が素晴らしいです。
古志加ちゃんは成長して考え方が複雑になり、今はやや卑屈になっているようですね。
他人と比べる。それをしてしまうとね。
古志加ちゃんも十分に魅力的だと、誰かが教えてくれるといいのですけど。
作者からの返信
鏡りへいさま。
こんにちは。
感情の描写を褒めていただき、ありがとうございます。
はい、古志加は成長してきました。
他人と比べて卑屈。
これは、「衛士」としてなら、やはり、女性であるハンデを多少は感じているからです。
現在のように、衛士の仕事、稽古を取り上げられると、不安になってしまいます。
莫津左売と比べて卑屈。
これは、どうしようもないことです。
莫津左売は、ずっと三虎を独り占めして、三虎と「良い仲」の女。
かつ、古志加とは真逆の、華奢で、女らしい女。
古志加が三虎に恋すれば、恋するほど、うらやましい。妬ましい。
自分で意識しなくても、どうしようもなく、嫉妬の心は湧いてきてしまいます。
今まで、ずっと、10歳で三虎が一緒に寝てくれた夜は、大切な思い出で、叶うことなら、またあの夜が訪れてほしい、と思ってきた。
でも、違う。
童を抱き寄せるように、今、三虎が古志加を抱きしめてくれても、共寝をする女相手のようには、抱きしめてもらえない。
恋する乙女は、その差に初めて思いいたりました。
古志加も充分に魅力的なんです。
でも、男と間違われる子供、でスタートしてる古志加は、なかなか自分の魅力を認識できません。
本当、早く誰かが、教えてやってほしいものです。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
古志加がここまで激情に駆られるなんて初めてのことですね。
それにしても古志加の父、屑ですね。
といっても過去を詳しく見たわけではないのですが。
三虎はまあ仕方がないですよね、こういう対応しかできないですし。
コメントにて詳細を教えてくださり有り難うございます。
なるほどと思って読んでいました。
事前の知識は有り難いです。結末さえ分からなければウェルカムです!
作者からの返信
水無月 氷泉様。
こんにちは。コメントありがとうございます。
三虎はずっと古志加を心配していて、古志加の自分をいじめてるとしか思えない自主稽古を見て、心配が暴走してしまいます。
花麻呂に穏やかに親父の話をしたことへの嫉妬も絡まり(無自覚)、無理やり古志加の心をこじあけようとしてしまいます。
古志加は藤売にいじめられ、衛士でいられなくなる恐怖と戦い、強いストレスがかかっています。その上、親父のことなど話したくもありません。無理やり心をこじあけられて、いろいろ噴き出してしまいます。
激情になります。
その為の、この状況です。
古志加の父は屑です。
過去は詳しく書きません。屑ですので。
三虎の状況や年齢設定は、なんとなくわかるように作中で書いてますが、水無月 氷泉さまは、本当に頭の良いハイファンタジーを執筆なさってるので、きっと気になるだろうなあ、と先回りして開示してみました(笑)
ウェルカムで良かったです。
コメントありがとうございました。
父への、母への
そして好きな人への想い
古志加ちゃん、悲しみの渦に飲み込まれていく
よしよしなでなでしてあげたい!
作者からの返信
こい様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
実の父親なのに、抱きしめてくれる事のないまま、失踪した父親。
大好きだったのに、守れなかった母親。
慰めてほしいのに、家族はいない。
悲しみの渦の古志加。
よしよしなでなでしてあげてください!
古志加は、うなだれて、くすん、くすん、と泣いています。
コメントありがとうございました。