子供にとって母親の大切さが身に染みて伝わる回でした。
難隠人の事情を知らないとはいえ、藤売さんの態度は難隠人を傷つけますよね。
藤売さんがまだどういう人物かわからないのですが、温かく歩み寄ってくれる人だといいなぁ……
あと日佐留売さんの重要さが伝わる回でもありました。
このお屋敷は日佐留売さんのおかげで回っているといっても過言ではない!
作者からの返信
北原黒愁さま
難隠人は、経済的に恵まれていますが、両親が他界したさびしさは、子供にとって、埋められない心の穴です。
藤売は、ご令嬢としてはフツーの態度ですが、難隠人に教養を与えても、愛情をそそぐつもりはないので、難隠人は傷つきます。
藤売? 奈良時代の悪役令嬢ですよ?
こわーい女です。
「このお屋敷は日佐留売さんのおかげで回っているといっても過言ではない!」
そうなんです。日佐留売の存在はデカいです。誰にも取って代われません。
コメントありがとうございました。
大川さまは、子供に優しいですね。
自分が子供のときに辛かったことを、難隠人には経験させまいとしていることが、大川さま自身の成長を表しているみたいです。
難隠人は継母の藤売とうまくやっていけるかなあ。
冷たい対応に泣いているけど、どうなるかしら。
作者からの返信
本城 冴月さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川さま、難隠人に優しいです。実父ではないですが、父親として愛情を注ごうと頑張っています。
大川さま自身もきっと、成長したのでしょう……。
しかし藤売、冷たい対応です。
貴婦人としては普通の対応で、藤売は、「きちんと教養は身につけさせてあげる。」と思っていて、それ以上、愛情をかけようなんて思っていません。
「母からの愛情」に憧れる難隠人は、泣いています……。
冷たい藤売。
愛が欲しい、イタズラ坊主でもある難隠人。
難隠人をハラハラ見守る使用人たち、の構図です。
コメントありがとうございました。
編集済
悪戯の話は独立してぴしゃりと終わると思っていましたが、前話から続いて親子の話に繋がるとはすごく良い構成だと感じました。
大川さまが素敵すぎますね、人として親として成熟してると言いますか。
難隠人くんの今後も気になりますが、前話で花麻呂がポスト薩人として覚醒しそうでこちらも大変気になっております(迫真)
追記:
おぉぉぉ! 何だか素敵なショートストーリー!
舞台裏ってのがまた良いですね! 星になった加須様に良きご返信への感謝を。
作者からの返信
きんくま様
古志加にポロリしてもらいましたので、最大限、この状況を活用しますよ。
そうでなくては、身体をはってくれた古志加に申し訳がたちません。
おや? 舞台袖から古志加が俊足で走ってきました。
古志加「身体はるのなんてヤダー! 加須 千花のバカ───っ!!」
古志加、加須 千花を渾身の力で突き飛ばす。
加須 千花「ギャ───!」
加須 千花、星になる。
薩人、のんびり舞台袖から歩いてくる。
薩人「おお。良く飛んだなあ。
きんくま様。大川さまは、立派に子育てしてるぜ。まあ、身分が高い方だから、細々としたお世話は女官が全部やってくれるんだけどさ。あの方はお優しいよ。で、花麻呂が、ぽ……、ぽすとってなんだ、古志加?」
古志加「ぽすと薩人。言葉の意味はわかんない。花麻呂なら、良い奴だよ!」
薩人「うん。そうだな。良い衛士だな。」
古志加「うん!」
薩人「加須 千花が帰ってこないので、オレがシメるぜ。ご感想、ありがとうございました!」
薩人、バチンと片目をつぶる。
日佐留売はもうしばらくは戻って来ないでしょう。鎌売はどうするのでしょう(・_・;)
難隠人は寂しさで悲しんでいますが、藤売はともかく、周囲の人たちの実に温かいこと。古志加よりずっと恵まれているのに、子供とは言え男だろ、泣くな!と、言いたくなるけど、やはり子供は子供ですよね。
作者からの返信
かごのぼっち様
日佐留売、育休中……。まだ帰ってきません。鎌売、手をうちますよ。
藤売はともかく、難隠人をとりまく人々はあったかく、優しいです。
「古志加よりずっと恵まれているのに、子供とは言え男だろ、泣くな!と、言いたくなるけど」
ドキッ!(^_^;)
「やはり子供は子供ですよね」
そうです。自分の悲しみで、いっぱいいっぱいです。
コメントありがとうございました。
大川、自分の幼少期の寂しい経験を難隠人に感じさせまいとちゃんと叱れてよかったです…心配していましたが、杞憂でしたね。難隠人と浄足も素直に反省してて偉い!
ただ、そんな難隠人と藤売との関係はちょっと微妙な感じですね。
藤売は気が強くて、日佐留売のような包容力は期待できないのかも…?
作者からの返信
日鷹久津さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川さま、ちゃんとイタズラ坊主を叱れました。良かった。ε-(´∀`*)ホッ
藤売は、貴族階級、と言って良いでしょう。
身分ある母親、という格式を、自分が与えれば良い。
教養は身に着けさせてあげる。
だから必要以上にあたくしにかまうなぁ! ガキがぁ!
という、貴族階級の意識です。(´;ω;`)
これでは、難隠人、寂しいです……。
コメントありがとうございました。
大川様、もう大川様なんですよ、大川様は。
もうとてつもなく大川様は大川様で、独白がやっぱり大川様でした。
もっと身の内をさらけ出してほしいですね。
ふじめさんは今のところ嫌な女です。
きよたりちゃん、良い子ですが不憫ですね。
ななひと様に捧げられているということが……。
小さい頃の大川様とみとらさんもこんな感じだったのでしょうか。
大川様、悪戯こそしなかったようですが、友と呼べる関係、主従愛、絆はななひと様に受け継がれているような気がします。
作者からの返信
ぽんにゃっぷ様
大川様は大川様です。ええもう、とてつもなく。(笑)
大川様を気に入ってくださり、ありがとうございます。
もっと身の内をさらけだす……、なかなかそれができない大川様です。
藤売は、いやな女、奈良時代の悪女です!
浄足は、難隠人さまに捧げられた子です。
(きっぱり)
でも、その事は不憫ではありません。
奈良時代の主従なので、浄足は難隠人さまに、愛を持って、全身全霊で仕えています。
でも今は、難隠人さまが寂しさを身体の内側に抱え、苦しんでいるので、それを解決してあげられないのが、浄足は辛いです。
うん……難隠人さまの悪戯がおさまりますように、と、浄足は夜寝る前にお星さまに祈ってから毎夜寝ています。
そういった意味では不憫ですね。(;・∀・)
幼い頃の大川様と三虎も、このような関係でした。
三虎も、大川様に捧げられた子でした。
(まあ、性格の違いもあるので、まったく同じではないですが……。それは、前日譚、「蘭契ニ光ヲ和グ」で描いています。)
「大川様、悪戯〜受け継がれているような気がします。」
ああ、嬉しいお言葉。
ぽんにゃっぷ様のお言葉を聞いて、舞台袖の大川様が、嬉しそうに、目を細めて微笑んでいます。
コメントありがとうございました。
大川さまがちゃんとお父ちゃんしてる……( ;∀;)
紆余曲折ありましたが、本当に真っ直ぐ育ってよかった(*´ω`*)
難隠人も悪戯っ子ですが、根はいい子。
広河や大川さまの『根の良さ』が、ちゃんと受け継がれてるなぁと思いました♪
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川さま、ちゃんとお父ちゃんしてます。
ええ、まっすぐ、育ちました。うるうる……(´;ω;`)
難隠人も、悪戯っ子ですが、根はいい子です。
……『根の良さ』がちゃんと受け継がれている、とのお言葉、ありがとうございます。
ううっ……。。゚(゚´Д`゚)゚。
「彼」にも、そのように言及していただき、ありがとうございます。
今、泣きそうなほど、感動しています。
最十レイさまに、キャラの深いところまで、理解していただき、嬉しいです。
コメントありがとうございました。
大川様の親としての心に共感します。
現在は多様性どうこう、自分のために時間もお金も費やすことが正義、の風潮で
おおっぴらにこんなことを言ってしまうとフルボッコですが
やっぱり人間って子ども(自分の子だけじゃなくて、社会の中の次世代)を育むことで、“人間性”みたいなものを高めていくもので
どれだけそれがしんどくても、その過程が尊いものだと思うので…
人には、子どもを育てながら自分のそれまでの人生を省みたり
親やご先祖に思いを馳せたり、そんな時間が必要だと思うのです…。
小さな主従愛も可愛いです♪
義理母さまとうまくいくといいですね…。
作者からの返信
松ノ木るなさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうですね、これは大声で言うと、あちこちから拳が飛んできそうですが(笑)
その通りです。
子育てが親の成長を促す、は、想像を遥かに超え、鮮烈な経験です。
(あ、でも、価値観はさまざまだから、必ず皆、結婚、子供を産むべき、とは思ってはいないですよ。
幸せの形は一つではないのです。
と、キョロキョロあたりを見回す 加須 千花(;´∀`))
小さな主従愛もポイントの回です♫
義理母とうまくいくといい、と、応援してくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
大川様……きゅんと来てしまいました。
人間が出来ているとはこのことでしょうね(尊敬の眼差し
そして、子供達は子供達で……色々考えていらっしゃるのですねぇ。
今の世の中と違って何時も一緒に……の世ではないですしね。
だからこその女官なのでしょうが、でも女官であって母ではないし。
とっても色々考える回でございました。
作者からの返信
左手でクレープさま
大川さまに、キュンと来ていただけましたか。
なかなか、そう言っていただける方は少ないので、嬉しいです!
難隠人に対して、義理の父親として、真剣に向き合おうとしている大川です。
難隠人は、衣食住不自由なく、わがままの通るお坊ちゃん。ではあっても、血のつながった両親が死去している寂しさは、子供の心から拭えるものではありません。
献身的な乳母がいたとしても……。
浄足は、そんな難隠人に寄り添いたいと願っています。
「父親がいつも一緒にいる」時代ではないですが、大川はなるべく、難隠人のために時間を割いています。
その事を難隠人もわかっていますので、不満はないです。
難隠人は乳母の日佐留売のことも大好きです。
しかし、実の両親ではないのです……。
コメントありがとうございました。
感想書きたいことがいっぱいの一話でした…。
でも一番は、大川様の心の内。
自分が幼い頃にされた事、感じた思いを、大人になって自分の子にそのまま返してしまう親も多い中、幼かった頃の心の内をちゃんと振り返って受け止めて、子には自分なりの情を添える。
なかなか出来ることではありません。
叱り方も素晴らしいと思いました。
子を叩いた自分も、気分の良いものではなかったと柔らかく伝える。
凄い!本当に。
あんなふ風に言われれば、子は自分で色々と考えますよね。
子供達も、ただの悪ガキではなくて。
ちょっと胸が痛くなりました。
難隠人の寂しさ、誰が埋めてやれるのかなぁ…。切ない。
作者からの返信
幸まるさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大川の心のうち。
「幼かった頃の心の内をちゃんと振り返って受け止めて、子には自分なりの情を添える。
なかなか出来ることではありません。」
と言っていただき、ありがとうございます。
大川は、あまり物語の表舞台に出てこないですが、こういう人物です。
叱り方も「凄い! 本当に」と言っていただき……、
舞台袖で大川が、嬉しそうに、蓮のような微笑みを浮かべています。
子どもたちも、ただの悪ガキではなくて……。
そうなんです。難隠人の寂しさを、どうにかして埋めてやりたい。簡単なことではないけれど……。難隠人のまわりの大人達は、そう思っているのです。
コメントありがとうございました。
うわあぁん。゚(゚´Д`゚)゚。もらい泣きが波のように2回も連続でやってきた潮っぱい回でありました。
藤売怖いの?ワンチャンなってたらフェイドアウトする?
そして挿絵4のかんざしの色、ちょうどここに詳しく書いてあった(^^)
作者からの返信
蜂蜜ひみつさま
こんにちは。
もらい泣きが二回! ありがとうございます!
大川、こう考えておりました。
難隠人のことを、義理の父として見守っております。
藤売は……、怖いですね……。
簪は、物語完結後に加筆してます。
もとから構想はあったのですが、あまり情報を多くしたくないのと、大川の髪型に最後まで悩んでおりまして。
なので、簪の表現はこの先もちょくちょく出てきます。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは!
難隠人さま、そうか、さみしいんですね。たくさんの女官たちに囲まれていても、やっぱり本当の母刀自が、お父様が恋しい、と。これから母刀自となる藤売さまとの出会いがそっけないものだっただけに、本当の母刀自に対するあこがれや恋しさが一層募ってしまったのでしょうね。
それでも、その気持ちを素直に吐き出せる浄足くんがいつもそばにいてくれるのはありがたいこと。
でも、兄弟のようにいつも一緒に遊んで叱られて勉強して育つけれど、どれだけ仲がよかろうと、主従関係にあることは覆せない。厳しいです。
このふたりがどう成長していくのか、楽しみです!
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、難隠人は、寂しいのです。
実の父母がいない。
どうしても拭えない寂しさです。
「どれだけ仲がよかろうと、主従関係にあることは覆せない。厳しいです。」
この時代、心の結びつきの強い主に仕えることは、喜びでもあります。
浄足は難隠人さまを大好きです。
どうぞ、この二人も見守って下さいませ。
コメントありがとうございました。
大川さま 素敵な大人ですねぇ(*´∀`*)
中々あそこまで完璧な対応は出来ないですよ!
素晴らしい(≧∇≦)
そして
「バカ言え!
日佐留売はお前の、たった一人の母刀自じゃないか。
そんなこと言って、日佐留売を泣かすな、バカッ!」
「じゃあ、一人だなんて言うな!
難隠人さまはいつもワガママで、イタズラばっかで、すぐに女官泣かせて、オレがやめようって言っても聞いてくれない。
でもオレは一人にしたことなんてない!」
と言って、浄足が難隠人を抱きしめた。
う〜ん、二人の友情が強く感じるお話ですねぇ(´∀`*)
素敵なお話です。
しかし藤売ですか……
薄々かんじていましたが、これはまた手強そうですね💦
ちょっと怖いかも💦
作者からの返信
アニマルさま
大川さまをお褒めいただき、ありがとうございます。
大川さま、笑顔を最初から最後まで崩さず難隠人を叱りました。
難隠人と浄足は、深く結びついた主従、友人、乳兄弟です。二人とも日佐留売のお乳をのんで育ったのです。お互いを思いやっています。
それは、大川と三虎も、そうなのです。
そして、藤売。手強く美しい悪女です。かなりの怖さですよ。
コメントありがとうございました。
ああなるほど。難隠人にとって女官は幼稚園の先生みたいな感じなんだな。
「このクレヨンしんちゃんめ!」と思っていた難隠人の感覚が分かりました。
私も幼稚園児のころはよくいたずらしたなあ。
まあ幼稚園の電気を消すくらいのかわいいものでしたが。
でもそういういたずら、おとなしい先生には控えめに、元気で怖い先生には思いっきりやったので、難隠人の気持ち分かりますわ笑
---
え、藤売、、、何!? 怖い家庭教師か何かなの!?
これじゃあ「新しいお母様」ではなくてサリバン先生だ!
作者からの返信
綾森れんさま。
こんばんは。ようこそ、いらっしゃいませ!
難隠人は、「幼稚園の園長先生の一人息子が入園してる」状態なので、プチ王様です。
クレヨンしんちゃんめ! で、あってます。(笑)
幼稚園のいたずら、教えていただき、ありがとうございます。(笑)
なぜだか拝読していて、ほっこりといたしました。
藤売は、義母となる心づもりで、ここにいます。
しかし、必ずしも、難隠人の全てを面倒を見て、愛するつもりではありません。
毎日、少しの時間だけ、勉強につきあい、知識を教育してあげる。
それで、充分です。
充分、義母としての務めをはたすことになる。
対外的に、上毛野君の跡継ぎに、きちんとした義母がいる、と示す。つまり、藤売は、義母として、座っているだけで、半分は務めを果たしているのです。
もう半分は教育。
当時の、身分ある人の感覚はそうです。(創作です。)
サリバン先生より、冷たいです。
コメントありがとうございました。
加須様
コメント失礼いたします。
難隠人さん、いたずら小僧の腕白小僧。古志加さんにはやり過ぎちゃいましたが、とても好感の持てる子供らしい子供ですね。
このような素直で真っ直ぐな子供が大川さまの子供でいることは、この家にとってきっと幸せなことなのだと思います。それが本当に良く伝わってきました。
浄足くんも優しく可愛らしいお子さんですね。
ふたりの号泣シーン、心に染みわたりましたよ!
本当に素敵な方々と、絶妙なバランスで成り立った上毛野君の家ですね!!
そこにやって来た藤売さん。
不穏な香りしかしないです(^^;
登場して間もないので、その人となりをまだしっかり把握できていませんが、情の薄さや自分本位な印象がありますので、難隠人さんが心配です。それどころか、上毛野君の家が心配になってきますね(^^;
作者からの返信
明之 想さま。
ごきげんようでございます。
「このような素直で真っ直ぐな子供が大川さまの子供でいることは、この家にとってきっと幸せなことなのだと思います。それが本当に良く伝わってきました。」
ああ、そのお言葉をいただけて、本当に嬉しいです。
大川さまにきかせてやりたいです。
すこし、父親として自信のない大川さまは、目を見開いて、心から喜んで麗しい微笑みを浮かべてくれることでしょう。
子供らしい子供の難隠人。優しく可愛い浄足。
そして、義理の父親、大川。絶妙なバランスで配することができたかな。
そう見てもらえたなら、良かったです!
そんな和をみだす、藤売。
不穏です。自分本位で情が薄いです。悪女の登場です。
悪女こそ、面白く目の放せないもの。
私は魅力のない悪女など描きません。
単純な「ざまぁ」の物語になどしません。
どうぞご覧じあれ。
あっ、強気にですぎた。(汗)
引き続きご愛読いただけましたら幸いです。
コメントありがとうございました。
藤売は育児経験がないから冷たいんでしょう。それは別に彼女が悪いわけではなく、かと言って打つ手もないだろうから、結婚をやめるか難隠人くんを養子に出すべきでは。
大川さまには実子ができるだろうし、そしたら難隠人くんはさらに傷つく気がするし。
作者からの返信
鏡りへい様。
こんばんは。
藤売は育児経験がないから冷たい。
それもあります。それ以上に、難隠人に興味がないから、があります。
実の親を亡くしている難隠人のさみしさなど、想像してあげることもしないのです。
難隠人は、現時点で嫡男。その重要性は藤売はわかっています。
自分が母親として期待されているのも。
藤売はちゃんと役目を果たすつもりです。
教育をしてあげる事で。
それで充分です。美しい自分は、座っているだけで難隠人から慕われるでしょう。だって、美しいのだから。(!)
藤売の興味は、世にも美しい男、大川さまとの恋愛に向かっています。
つまり、大川さまから見たら、藤売は家柄が良いので、父親から縁談を強要され断りきれない。
それなら、難隠人の心を癒やす母親となってくれたら良いな。と思っているのですが、大川さまの思惑とは違うように自体は動いています。
大川さまの美貌ゆえ、やっかいなオンナに大川さまは目をつけられてしまっているのです。
コメントありがとうございました。
難隠人、ちゃんと反省できる点では一応、いい子ちゃんですね。
そして大川さん、いたずらを見て内心楽しんでいるところ、憧れなんだろうなと思うとちょっと切ない……。
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様。
こんにちは。
難隠人、反省しました。
古志加は、三虎相手にしょっちゅう泣いたり、母刀自関連でしょっちゅう泣いてますが、実は、泣き虫ではありません。
一人で生きていかなくては、と頑張っているので、あまり涙は見せたくない、と思っている女の子です。
なので、難隠人の前で泣いたのは、これが初めてでした。
難隠人は自分で思ったより、涙を見て動揺したのです。
一応、いい子ちゃんです。
そして、大川さま。
そう、憧れなんです。
しかも切ない形の。
読み取っていただいて、嬉しいです。
コメントありがとうございました。
凄く楽しいエピソードでした!
『胸もんだってお尻触ったって泣かないのに』 → 三虎、目をひん剥く(笑
大川さまの自身の幼少期を重ねた躾、そして最後のこれから母刀自となる藤売と
接して泣き出す難隠人さま。
笑ったり、胸をキュッとしたり、切なくなったりと楽しませて頂きました!
そうそう、難隠人さまに、ついていかなくてよかった!
酷い目に遭うところでした(笑
作者からの返信
kone様。
コメントありがとうございます。
なんだか大川さまの自分語りがはじまってしまう、読者を置き去りにしがちな回に、凄く楽しいエピソードでした、と言ってもらって嬉しいです。
もっと、さらっと、短い言葉、短いシーンで普通は語るところかもしれませんが、ここはどうしても、きちんと「大川さま」を描いておきたかったのです。
笑ったり、胸をキュッとしたり、切なくなったり、とお言葉をいただいて、ほっとしています。
その幅が欲しい回でした。
ね? 難隠人さまについていかなくて良かったでしょう!(笑)
コメントありがとうございました。
編集済
三虎くんたら、そんな風に思ってることを口に出せばいいのに♪
大川さまはなんやかや、やさしい♪
藤売ちゃんは、なんだか怖そう?
子どもたちの涙が悲しい!
日佐留売ちゃん、早く帰ってきて〜
作者からの返信
こい様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、黙ってますね。従者なので、いつも大川さまのそばに付き従っていますが、無駄口はたたきません。そのように幼少から躾けられています。
(大川さまと二人きりのときは、けっこう喋ります)
大川さまは、優しい人です。
未婚、かつ、義理の父親ですが、難隠人を愛そうと心がけています。
藤売はぁぁぁぁ、奈良時代のぉぉぉ、悪女です! 悪徳令嬢ですよぉ!
子供たちが親を思って流す涙、見てるだけで悲しいです。
日佐留売お姉さま、早く帰ってきて……。(T_T)
コメントありがとうございました。