序章 第3話 〜勝負の行方…。〜
「さて、そろそろ…攻めてくるかな。」
と、俺は…地形を見ながら言っていた。
ちなみに、俺のスキルは…2人は把握済み。
だから、俺が囮と言うわけだ。
……なぁーに、そんなヤワではない。
まぁ…強いて、言うならば・・・。
「……お相手さん、この先…大丈夫か〜?
メンタルダウンしてゲームをトラウマになって欲しくないんだが…。」
と、思いながらもやってきた。
「お、お前が!
ろ、ローズ=ロゼリア・グランズベリーの
り、リーダー…る、ルート・グランだな!」
と、緊張しながら言っていた為…
笑いながらも言った。
「ふ、フハハハハ!!
そんな、固くなるなよw
せっかくのゲーマー同士。
楽しもうぜ?」
と、言った瞬間…挨拶代わりに
ユニークスキルの『我流 十六夜』を使い。
時を止めて、相手の攻撃を逆戻りさせながら…時を開始させて、自爆させた。
「うわぁぁぁぁぁぁあ!!」
まずは、5割ぐらい削れたな。
そこから、反撃を開始する。
「おい! 総員!
撤退だ! まだ、1人しかここには居ない!
今から持ち直せば…って
うわぁぁぁぁぁあ!!!」
━━━掛かったな?
俺らのトラップに。
そう、俺らが仕掛けた罠は…
1人しか居ないと言うミステイクに持っていく作戦だ。
……実は、入った時点でもうゲームオーバーになっている。
なぜなら、ドアの前には…
「私達が居るんですのよ!」
「この先は通行止め。
私達に勝てる?」
そう。妹と幼なじみが待ち構えていたからだ。
つまり、この時点で…聖剣の道は
「総員! 団長も副団長がやられた為…私が指揮…
ぐはぁぁぁああああ!!!」
「はいはい、指揮官達は…先に潰さねぇとなぁぁぁあ!!!」
と、言いながら…次々に指揮官達を殺しまくっている。
殺しまくっていても、リアルの世界には帰るので…安心して暗殺できる。
そう。元々…俺は戦闘のマニアックだった。
だから、正義のヒーローも悪のヒーローも憧れていた。
だが、現実はそう甘くなった。
何もかもが金、金、金。
全て…金さえあれば、財力なんてもんは
働く…金と財力があって働くからこそ、世の中が回っている。
金や財力が無いものは、不適合者と罵られ…
苦渋に苛まれる。この世の中は理不尽だらけ。
それを解消してくれるのはゲームだ。
だから、俺はここの戦闘は楽しい。
この世界の戦争でさえ…VRMMOの中で戦い。
代表までもがある。
その候補に…最強な俺と妹は、居なかった。
それは…何故かって? 結局は、財力の差だからだ。
国を背負っている以上…財力がとても関わるのだろう。
本当に…この世の中はブラックだ。
何もかもな?
「さて、まだやりますか?
最後の1人になったけど?」
「チッ。
どうやら、勝てないと踏んだのか…
最終奥義を出してきたな?
「私の智慧で、お前を殺してやる!!」
「ふっ、フハハハハハ!!!!」
俺は、呆れた様な楽しい様な
色んな感情が溢れ出た笑いを出しながら言った。
「俺は、智慧之皇を超えた智慧之皇を持っている。お前をこれで殺してやるよ。」
「そんな、ハッタリを言うなぁぁぁぁあ!!」
と、言って瞬間移動してきたのを避けて…
「
そして、相手は…運命操作でスキルが暴走し…自爆する運命に従って…聖剣の道は全滅した。
こうして、長い戦いの末…勝ったのは、
俺らだった。
Shangri-La God Cheat Online 〜数あるチートスキルがある中で没にされた禁断のラスボスが仲間になるシャングリラと言う理想郷スキルとバグスキルを持つ廃ゲーマーが、無双する!?〜 白咲焰夜 @sirosakienya_124
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