第12話 リングと、ドレス。

久留須くるすさんからの受け取ったコーヒーが……


冷めてきた頃に、、、。あたしは

今までの想いを


打ち明けようか、迷った。



でも、、、。 今更、、恥ずかしい。




コーヒーをコクコクと飲み干すと、

あたしは久留須くるすさんの方へと勇気を出して



歩んでいった ……。



久留須センパイの首筋からあたしは両腕を絡めた。



途端にセンパイは、にこやかになる。このは、


学生時代では、考えられなかった。




明來あくるちょっぴり、いいか?』



『??』



『ドレスと指環を見に行こうか?』



『!!!』



あたしは、また勇気を出したのに下を向いてしまった。


恥ずかしくて

照れ臭くて、センパイはいつでも

真っ直ぐに、、あたしを見ててくれる。




(センパイなら。あたしっ幸せになれる。信じてみよう。)



センパイの広い広い、胸の中へと飛び込むと、



センパイは頭を撫でてくれた。



『センパ……イ……。』



センパイは、あたしをシッカリと抱き寄せて離さなかった。



そして ……。



明來あくるお前を決して

   離さないから。』



センパイの温もりを感じながら





あたしは、幸せをかみしめながら返事をした。




『はい。 ……分かりました。』



『あたし達 ……ずっとずっと

   一緒に居られるのね?』





久留須センパイは、クスッと笑うと、あたしのオデコに


をした。






そう。この出来事がで …………。




あたしとセンパイは、結婚した。




色々あったけど。


センパイの隣に居られる幸せを噛みしめながら




あたしは、



呼び名を、センパイからダーリンへと変わっていった。





今日も、の為に

料理の腕をふるう。





あたしだけのダーリン……。






貴方の瞳は、キラキラ輝いていて、




その瞳を

    …………離さないから。










END



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その目を捉えて離さない。 たから聖 @08061012

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