第101話 休日準備 

* 休日準備 


エミリがとりあえず4日間の休みをもらってきたので、明日から別荘へ出かけることになったよ。ダミアンさんにも連絡して明日迎えにいくよ!って言ったんだけどね・・・・今日からでも良いわよ!って、・・・ギルド長不在でいいの?

「良いのよ、別に、何かあれば秘書から連絡がはいるしね、移動なんて一瞬だからね!」なんてことを言っているよ〜

じゃあ、よかったら、今晩迎えにいくから、今夜はウチに泊まる?

「ああ、それ良い考えよね、じゃあ、夕方ね! 待ってるから、よろしく〜」


さて、じゃあ、いろいろ準備しようかな。食材は収納に入っているし、エミリにも渡してあるからね、そうそう、飛竜のブロック肉を渡しておこう。

あとは、大きな網と、切ったりするためのテーブルだよね。あれ?でも、こんなの、ガロンに言ったら、朝飯前だよね・・・向こう付いてからで良いか・・・

あ?そうだよ! 私にも出来るじゃん! スキルはもらってあるよ!?

火起こしは、魔法で良いし、薪は用意しなきゃだよね、乾燥したやつ。

なので、ちょっと別荘まで行って、準備しようかな?


「うん? 出かけるのか? 俺も行くぞ〜 護衛だからな・・・」

と言われるので、エドガーと一緒に別荘へ転移。

エドガーに言って、薪が欲しいから、どこかで木を2〜3本、調達してくれるようにお願いして、私は、岩石加工スキルの実践だよ・・・

まずは、竈門を作る。金属生成・加工で、竈門にあわせて鉄板と網板を作成、錆びないように、不壊、清浄をかけておいた。

竈門の横に、石のテーブルを作って調理台にして、食卓用に大きな石のテーブルを作成して屋敷の横に設置した。

あとは、椅子だよね、これはあとで木で作ろう。

と、そうそう、お客が来るからね、部屋を増設しておかかければ・・・

屋敷の西側に岩石加工で各階を倍に増設。客室を増やしておいた。ベッドなどの調度品も複製して設置完了。ちょっと外壁が違ったから、後で付け足しました感があるけど、味方によってはおしゃれ?な外観だよ〜 


ついでに、二階にも、トイレとシャワーを付けて、ちょっと豪華にエントランスとベランダも設置しておいた。岩石加工、金属加工、便利なスキルだよ〜


食堂と台所も作って、居間と連結して広く使えるように改造しておいた、これで、大人数で来ても部屋から溢れないし、居間で飲んだり食べたりも簡単にできるよね〜


ああ、そうそう、薪は? って玄関から外を見てみれば、もう、小さく薪の大きさになっていて乾燥まで出来上がっているね、さすが!我家の執事さんだよ・・・

椅子は?どうしよう・・・エドガーがほとんど木材を薪にしてくれたよね〜

まあ、根っこの部分まで引っこ抜いてあるから、根のところが残っているので、そこを使って、木材加工で、丸太の椅子を作ってみた。かなり重いけど、ウチには竜もいるしね・・・でも、やっぱり、軽くて移動しやすいほうが良いかな・・ということで、領内の食堂にあったような椅子をイメージして、錬金・作成してそれを、8個複製して、食堂に並べておいた。

丸太椅子も8個複製して、表のテーブルの周りに並べて設置完了。

あとは、・・・出来上がった薪の保管庫を岩石加工で小屋を建ててそこに薪を収納。丸太椅子8個も仕舞えるように大き目の小屋になったので、全体を屋敷の東側、エドガーの部屋の横に転送で移動させておいた。

雨風もしのげるし、ここなら、高波も来ないだろうしね〜


「うん、ミヤビよ、良いんじゃないか? 相変わらず・・大したものだな!

明日からは数日だけど、みんなの休日にして、ここでのんびりする予定だからね、水着の美女だらけだよ〜 ガロンも呼んであげよう・・

「ああ、ならおれが連れてきてやろう、明日ここへくれば良いのか?」

そうだけど? 今晩は?ダンジョン? 「まあな・・・」

うん、解った、じゃあよろしくね! 


西の海を夕日が染め始めているよ・・・もう夕方だね。では、帰ろうか!

って、そうだよ、ダミアンさんを迎えにいかなければ! なので、エドガーとはここでサヨナラして王都へ向かった。


ギルドへ入っていくと、ロビーでダミアンさんが待っていてくれたよ?もうすぐにでもOKということらしい。

とそこへ、25歳くらいのきれいなお姉さんがやってきて、

「ミヤビさんですね! カロンと申します、ダミアンギルド長の使用人です。

どうかダミアンをヨロシクお願いします・・」って、もう? 出かけるって話しているんだね・・・あと、使用人? イヤイヤ、秘書さんですよね〜

鑑定! 

*カロン: 王都冒険者ギルド・サブマスター

・レベル130 女性 25歳 

・スキル:鑑定、収納、

・魔法特性:火、水、風、回復 

*装備品

・指輪:転移


まあ、なかなか優秀なサブですね〜


ダミアンさんが私の手をとってきて、急かすので、・・じゃあ行きますか・・・今夜はオリバー王国の屋敷に・・・ご招待!





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