第82話 10階層 鉱山島 ダンジョン 

* 鉱山島 ダンジョン 


収納内解体で、エドガーがくれた海竜から得られたものは、

*竜玉 

*海竜の鱗 1000枚

*最高級海竜のブロック肉 10kgx20個

*海竜の皮

*海竜の龍眼x2

*海竜の爪x4

*海竜の牙x2


「ちょっとを貸してくれるか?」ってエドガーが言うけど、これ、貴方が狩ったんだからね、貸すも貸さないもないわよ、って彼に渡したよ。金色の5cmほどの球。何するんだろう?


鱗を一枚出してみたけど、これ、綺麗なピンク色で模様がすごく良い、素材は硬いわね、並の剣では傷も付かなそう・・・

それを、アスラも見て、「あれ? ミヤビの解体って凄いね、それも?」

そうだよ、私が解体したものよ!

「ミヤビさん?あのですね・・・僕のも渡すから、解体してくれないかな?素材は半分あげるから、お願い!」

別に良いけど? って収納経由で受け取って、即解体開始、少し時間かかるみたいだけど、まあ、3分もあれば・・・

って、鱗で何を作るの? お肉は、最高級って出てるけど、美味しいの?とか聞いているうちに解体出来てしまったようなので、まあ、全部、お返ししておきましたよ。

鱗は、錬金・加工して防具を作るんだって! お肉は、ドラゴン肉だからね!美味いそうだよ・・・ あれ? エドガーは? って見れば、「俺には関係ないな! 共食い?美味いからな、食べるぞ〜」って言ってるから、良いんだよね?

アスラは、竜玉を取り出して、ターニャに渡しているね・・・


さて、鉱山ですよね、ここは、鉱山ダンジョンでも無いしね、もう魔物は出てこないみたいだよ。気配も無いしね〜

早速、4人、ばらばらに散らばっていって、鉱物採取だよ〜

私も、特に何をする?っていうのも無いのだけどね、とりあえず、金、銀、ミスリル、オリハルコン、白金、と、宝石は、ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルドを選別収納しておいた。

*10kg金属塊:金、銀、白金 が各10個、

*10kg金属塊:ミスリル、オリハルコン が各5個

*3cm宝石玉:ダイヤ x20個

*3cm宝石玉:ルビー、サファイア、エメラルド が各10個


みんなも戻ってきたよ、収穫はまあ、似たりよったりだけどね、これで、みんなの懐も潤うよね・・・


さて島を離れて、出口に向かうよ。

またまた出てますよ、宝箱。 ここのは呪い、罠無しなので、ターニャがそのまま開けている。

*ウエスト現行金貨4000枚

*海竜の竜玉2個

*海竜の鱗40枚

*海竜の皮 1頭分

*5cm宝石玉:ダイヤ8個

*5cm宝石玉:ルビー、サファイアが各8個


これも、みんなが受け取りを拒否したけど、金貨だけは、等分して1000枚ずつ受け取ってもらったよ。


「ミヤビ、ほら!」ってエドガーが竜玉を返してよこしたけど・・・

もらって手に持った瞬間に、いろいろ、私の身体に流れ込んでくるよ・・・これ竜魔法だ。

何?エドガー、何をしてくれたの?

「ああ、良いだろ? ミヤビなら、もう使いこなせるって思ってな・・・」

うん、エドガー、ありがとう。

を吸収


さあ!行くよ! 古代遺跡エリアへ・・・


出口からでて階段を降りると、そこは遺跡エリア? うん? 砂漠だよね? マッピングしてみれば、しばらく砂漠で、どうやらここではアンデッドが地中に隠れている。そして宮殿、これは王宮だね、更に奥にも宮殿があるけど、ああ、この階層のボスはバンパイアか・・・


はい、砂の中から沸いて出てくるよ、ゾンビにスケルトンが・・・

「もう!気持ち悪いわねぇ〜」って、ターニャが聖竜魔法・浄化の雨を降らせてる、相手は多いからね、ちょっと効きが悪い?

私も出るよ! ここは、聖剣アシュターで行けるかな?

ちょっと浮上して、アシュターを横薙ぎに一閃した。何か前よりも威力が上がっているね、まとめて一掃できてしまったよ・・・今、かなり魔力を絞ったんだけどね〜

まあ、良いか・・・


「ミヤビ、良い剣をもってるわねぇ〜」

ああ、これ? 勇者が持っていたものらしいわ、遺跡から出てきたものよ。

「私も、やってみようかしらね、前にミヤビからもらったし」って、聖竜剣シャスターを出して、・・・「そういえば、アシュターにシャスターって、良いゴロよね〜」だそうだ。


続けて現れたスケルトン騎士団に向けて、私は右半分にアシュターを、ターニャが左半分に向けてシャスターを同時に横薙ぎに一閃した。

見事に、敵が居なくなってしまった! 魔石だけを回収しておいた。

ゾンビ350,スケルトン400,スケルトン騎士400。


中央の廃墟となった立派な宮殿へ、まあ、ここは王宮なんだけどね・・・

気配では、魔物は居ないよ? ただ、謁見場と思われる大きな広間の中央に大きなテーブルがあって、その上には、宝箱!?だよ・・・

エッ?まだこの階層のボスを倒していないよ?

鑑定! 

*古代ウエスト王国の宝箱

・古代ウエスト金貨100枚

・魔導バイク:簡易版、木製、ミスリル装甲、二人乗り、ワイバーン魔石2個付属 x2台

・魔法鞄


って?極めてシンプルだよ? まあ、その他は全部魔法鞄に入っているんだろうけど・・・

ただし! 何かな〜!この宝箱は、呪い、毒、罠だらけ!じゃないの!〜


いつものように、結界で囲んで、魔弾を軽く当てると、結界内が真っ黒になるほどの呪い、毒の煙が充満しているし、そこら中に向けて、毒矢が飛び出してきて結界の壁に当たっているし〜

ターニャが結界内に、聖竜魔法・解呪、解毒の魔法を投げ込んでくれたので、中が綺麗になったようだね。ついでに私も、清浄とクリーンをこれでもか!〜ってくらいにかけてから結界を解除したよ。

「そこまでしなくても〜」

「ミヤビらしいね〜」

「ははは、それで良い!」

メンバーたちの呆れた顔を横目にして、宝箱に近づいていって箱を開けてみたよ。

魔法鞄を再鑑定してみれば・・・

*古代ウエスト王国の魔法鞄

・魔導自動車x1

・魔導バイクx3

・ポーション:解毒、解呪x6(状態維持魔法付き)

・エリクサーx6(状態維持魔法付き)


なるほど、ここ、この階層でで出るんだね〜 魔道バイク・・・




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