ごきげんよう、翼竜を倒したサカナさんの胸の内はどれほどだったろうか、と思うと悲しくなります。
愛猫、すいちゃんの顔と鳴き声が過ったのかもしれません。すいちゃんはきっと、サカナさんを許してくれていると思います。
猫ちゃんへの皮下点滴、私もやったことがあります(我が家の猫ちゃんは、幸なことに病気は快癒しましたが)。生き物に針を刺すという行為の恐ろしさを感じさせられるとともに、医療関係者の方の覚悟とプロ魂に尊敬の念を持ちました。
でも、サカナさんの腕が食べられちゃった!
作者からの返信
コメントありがとうございます!リアルタイムで感想を伺って返信するというのは少し照れますが(笑)、この話の中で一番サカナの感情が動く場面でもあるので、とてもありがたく貴重に思います。
「どうしても嫌」ということを自分の選択でやらなくてはならなかった、そんな彼女の心中を考えていただけて嬉しいです。書き手として。
病院に連れて行かれたり変な薬を飲まされる猫たちからしたら、人間がやる医療行為は迷惑でしかないかもしれないけど…確かにすいは、「やれやれ」と思いつつ必死なサカナを慮ってあげていたかもしれません(笑
皮下点滴、大変ですけど猫ちゃんは快癒されたということで何よりです!😊 我が家でも、処置が長生きにつながっている子が何匹もいます。
動物病院やペット医療メーカの方々には、本当に感謝ですね……!
気持ち悪めですが💦衝撃のラストは再戦へ続くのです〜。
翼竜を倒したときに、飼い猫すいの最期を思い出すなんて……サカナは心をえぐられる思いで死闘に挑んでいるんですね……
作者からの返信
那渡の中で翼竜とすいに、何か結びついてしまう要素があったのかもしれません。
他人を助けるため、自分が生き延びるために敵を倒すことをどう呑み込むか。
それも彼女の戦いの一部なのだと思います。
ネムリと共に襲いかかる魔竜は脅威だったけれど、サカナが慈しみ看取ったすいと同じ生き物であり、その命を奪うことへの忌避、葛藤、そして目の前の火勢と天秤にかけて思いきる描写が印象的でした。
戦況と交互に挿入されるすいのエピソードで、サカナのパーソナリティの解像度が上がりました。
サカナの腕……ネムリがサカナの肉体を食べたということは、魔力資源でパワーアップされてしまうということですね。恐ろしい……
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
サカナがどんな人物なのか、より読み取っていただけたならば嬉しいです😊
彼女が戦うには、どうしても葛藤が付きまといます。
……君のような勘の良い読者は(略
いえ、匂わせの意図を汲んでくださり嬉しいです!
ラストバトルに関わってくる場面なのです(>_<)