このエピソードを読む
2023年2月12日 02:36
とてもおもしろいと思いました。節分の日には、小平の植竹のもと、鬼と呼ばれる人々がやってくる。植竹は家族を外に出し、ひとり赤飯や酒を用意して、鬼神を迎え入れる。鬼とは、たたら職人、山岳信者、病人などの人々のこと。たたら職人は鉄を作るとき、山の木々を伐採するから川が洪水が起き、川の氾濫は病気を引き起こす、と下流の人々からは嫌われ、「鬼」と呼ばれている。しかし、剣や鍬を作っているのは、たたら職人なのだ。鬼たちには、なぜこんな扱いをされなければならないのかという怒りがある。だから、節分の日には、植竹の神棚にある竈神社に手を合わせ、その怒りを殺し、強くなろうと祈る。そして、鬼として生きることを誇りに思うのだ。
作者からの返信
ありがとうございます!
2023年1月30日 21:13 編集済
全部入っちゃうことになるので誤字報告を。‘そうなのだ。だから「福は外」なのである。「鬼は内、福は内」と言う地域ではないのだ。’「鬼は内、福は内」→「鬼は内、福は外」追記ああ、「ではない」でしたね!そうなると絵本としては少し紛らわしい文章かも…?
いえ、これで正しいのです。「鬼は外 福は内」「鬼は内 福は内」「鬼は内 福は外」の3種あるんです。「『鬼は内、福は内』と言う地域ではない」とは鬼神を信じる地域という意味にとどまらない、という意味です。なのでこれは誤字ではないのです。
2023年1月17日 20:21
「たたら」が何か具体的な説明が欲しかったです。鬼が集ったところで物語は終わっていますが、そこで終わりなのと正直思いました。鬼たちがどう感じどう生きているのかが、まったく描かれていないのはもったいないと思います。周囲との違いあ炙り出して欲しかったです。
とてもおもしろいと思いました。
節分の日には、小平の植竹のもと、鬼と呼ばれる人々がやってくる。植竹は家族を外に出し、ひとり赤飯や酒を用意して、鬼神を迎え入れる。
鬼とは、たたら職人、山岳信者、病人などの人々のこと。
たたら職人は鉄を作るとき、山の木々を伐採するから川が洪水が起き、川の氾濫は病気を引き起こす、と下流の人々からは嫌われ、「鬼」と呼ばれている。
しかし、剣や鍬を作っているのは、たたら職人なのだ。
鬼たちには、なぜこんな扱いをされなければならないのかという怒りがある。
だから、節分の日には、植竹の神棚にある竈神社に手を合わせ、その怒りを殺し、強くなろうと祈る。そして、鬼として生きることを誇りに思うのだ。
作者からの返信
ありがとうございます!