鬼は内、福は外への応援コメント
とてもおもしろいと思いました。
節分の日には、小平の植竹のもと、鬼と呼ばれる人々がやってくる。植竹は家族を外に出し、ひとり赤飯や酒を用意して、鬼神を迎え入れる。
鬼とは、たたら職人、山岳信者、病人などの人々のこと。
たたら職人は鉄を作るとき、山の木々を伐採するから川が洪水が起き、川の氾濫は病気を引き起こす、と下流の人々からは嫌われ、「鬼」と呼ばれている。
しかし、剣や鍬を作っているのは、たたら職人なのだ。
鬼たちには、なぜこんな扱いをされなければならないのかという怒りがある。
だから、節分の日には、植竹の神棚にある竈神社に手を合わせ、その怒りを殺し、強くなろうと祈る。そして、鬼として生きることを誇りに思うのだ。
作者からの返信
ありがとうございます!
参考文献・解説への応援コメント
この度は企画にご参加いただき、ありがとうございます🙇
どこか寂しさがありつつも、こういうものだと受け入れているような雰囲気もあり、ぐっと心に迫る作品だと思いました。
作者からの返信
ありがとうございます!