第10話 ぼっちな丹歌
丹歌が自分の教室にはいると少しためらいました。
そこにいるどの生徒も魔力が高いからです。
「ん?なんだい?この魔力は?」
ひとりの生徒がそういって丹歌の方を見ます。
「低くない?」
「だか魔力抵抗値はかなりのものだぞ?」
生徒たちそれぞれが丹歌の品定めをしました。
「盾クラスはこの学園にはないからなー」
丹歌はふと思います。
自分はここでやっていけるのだろうかと……
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