あとがき+ネタバレ

登場した航空機の元ネタの航空機達です。

シュナイダーSch194 リピッシュDFS194

ランベルトLa 177 中身ハインケルHe 119 機体本体R2Y景雲

数年前のレース機 ジービー モデルZ

郵便屋の水上機 ハインケルHe60

発掘現場の黒いブーメラン B2スピリット

ルイス兄弟のグライダー実験機 ホルテンH V

ランベルトLa178 中身He178 ガワ景雲改三ただし単発機



 2022年、イラストをAI技術を使用して生成するツールが幾つか登場しました。私の第二の故郷pixivにも波が押し寄せAIイラストタグの作品が数を増し時代の流れを感じました。

 次第に、というか出始めた当初からAIイラストには著作権問題が騒がれています。今作はそんな人間(先史時代文明)の作品を模範する未熟なAI技術(技術者)をテーマに書きました。

 実際AI技術はこんな葛藤しません。なのでAI技術はシュナイダー博士の事として見ればわかりやすいでしょうか。

 答えは本文に書きました通り「     」ことです。絵を描く者ならば誰もが心得ているハズですがね。

 それと本文に触れておくと主人公のモデルはドイツ人技術者のハインケル博士です。彼は数々の世界初を達成しておりジェット機を開発したのも彼が最初です。しかしドイツ第三次帝国には堅実な爆撃機しか買って貰えず偉業を蔑ろにされるような冷遇をとられてしまいます。

 今作はそんな博士が少しでも評価される話を書こうとしていましたが他人を妬む小物臭い人物になってしまいました。申し訳ありません。ハインケル博士。

 世界観は別の作品で使おうとしていた構想から引っ張り出してきたものです。異世界ものの延長線か魔女の宅急便を想像してみてください。あんな感じです。

 さて、最後に私が頑なにAIではなくAI技術と記述している理由でも書きましょう。

 真の意味でAIと呼べるものは存在していませんしこれからも暫く出ません。AIの中身はコンピュータでありそれらは足し算、確率、統計のみを行う機能しか持ち合わせていないのです。何故なら機械は数字しか認識出来ず、問題解決には数式を使うことしか出来ない。よって限界があるからなのです。

 だからAIと呼ばれているものは動いているフリをしている。今はまだツールであり発展途上なのですからAI技術と呼んでいます。

 面白い事を書いて締めようと思います。私はAIイラストを見分ける時に必ず目を見ます。瞳孔が歪んでいるでしょう?

 では、また次回

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追いかけて追いかけられて 要領の悪い @malz-well168

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