ep.49[幕間]揺れる女神教会本部!さぁどうする? 

 横読み(スマホスクロール)用に書いてます。

横読みでお読み下さい。


□□□□□□□□□□□□



 聖剣コダクサンを、持った

女神教会騎士団長!


露出狂の狂人となり、

商業都市ヴァッカダロにて

宿屋の女性を襲い!

バルガード王国と、

宰相デスマルダを

襲い、遂に逮捕される。



その報は、すぐに女神教会本部に

教会にいる司祭とは別の

スパイの連絡網ですぐに教会本部に

伝えられた。


そのために、魔導珠通信の網の

教会本部への回線が使えなくなり、

商業都市ヴァッカダロの

司祭達は、抗議として

教会本部に連絡するのを

各都市経由こ迂回魔導通信網を

使うことになる。


この迂回魔導通信は、通常

[ダイ○○キョウカイ キキ

(第○○教会区域の危機発生


シエン モトメル      ]

避難民受け入れと、援護求める)


という短文になる。


伝言ゲームみたいに、

変質してしまうのを防ぐ為だが、

聖女マックスエル拉致の目的で

あったと言うことで、

激怒した司祭は、

通常通りの通信よりも、

多くの抗議を通信で送る。


しかし各国が、

「授かりの儀」の混乱で

通信回線が混雑していた為に、

大陸中を隅々まで回る迂回ルートを

この抗議文が、回った。


この迂回魔導通信は、

一度、通信内容を受け手が聴いて、

そして、ランダムに繋がった

回線に覚えている内容を

教会本部宛にとして、

伝えてくれという行動になる。


はい、何度も同じ教会を経由したり

して、発信から3時間後には

大陸全土に教会本部騎士団長の

狂行が、広がってしまった。


最後の教会本部に伝わった内容は…


翻訳文

「教会本部騎士団長が、

聖剣コダクサンを使って

商業都市ヴァッカダロに向かう

道中の村や街の男女問わず

襲っていき、

嫁にいけないと嘆く男女の被害者が

大勢発生している。


商業都市ヴァッカダロにおいて、

衛兵ににも襲かかり

教会の聖女・神官達にも襲かかり

男女問わず、被害が発生している。


ついにバルガード王国の

国王ダーベベイダル陛下と、

宰相デスマルダ様に戦いを挑み

教会本部の意志として

露出狂魔として、狂行に及んだ。


どういうことだ!

戦争を起こすつもりか!

聖女拉致を目的なんて

嘘を言っているが、

ただ襲いたいだけだろ!

ふざけんな!」


と、変質していたが…


全くの間違いでは無かったので、

その道中の村や街は、

日頃からの本部に対する怒りもあって

教会本部からの確認の

魔導通信に対して、

「間違いない!

ふざけたことをしてくれたな!」


と、本部に抗議した。


それが、教会本部と各教会に

混乱を起こした!


「あの騎士団長!ついに

やっちまっまたか!」


「実は、

この子は騎士団長の子供です!」


自称、騎士団長の子供が

数多く教会本部に送られる。

責任を取れと言うことだ。


中には、そっくりの子供が数多くいて

(実は親戚だったパターンあり)

教会本部の首都は、

大混乱を起こしていた。


教帝モルカーは、

頭を抱えていた。


そして、騎士団は混乱に陥る。


まず、聖剣が一振り消えた。

聖女拉致計画がバレた!

自称・騎士団長の子供1033人!

バルガード王国の国王を斬りつけた

事による宣戦布告行為。


しかも、大陸全土にバレた!


教帝モルカー

「クソーーーーーー!

どうすればいいんだ!


勇者は、まだ見つからんのか!

こうなったら、

聖剣ソコナシを使って

商業都市ヴァッカダロと、

バルガード王国を

この大陸から消して

証拠隠滅をしろ!


騎士第2副団長!行け!」


こうして、不運な

騎士第2副団長が、

混乱する教会本部の城教会前広場を

通るわけにはいかないので、

抜け道から、

寂しく出発するしかなかった。


騎士第2副団長

「なんで、俺がこんな危ない

聖剣を持って出陣しないと

行けないんだよ…。」


そして、途中の村で馬を換えては

旅路を急ぐ事にした。


実は、この聖剣は…。

これまで、完全に使いこなした者は

いないのだ。


事故とかと、処理されているが…


いつ、暴発するかわからない聖剣!

それが、聖剣ソコナシ!


だから、はやく任務を終わらせたくて

道を急いだ。


そして、寝ずに進んだ結果

後2つの街を経由すると、

商業都市ヴァッカダロに

つくところまでやってきたが…


あれ?


なんだ?

この街は?!


俺の姿を見た奴らが、

「うわ〜!

「露出狂魔」の次の「縛り狂魔」

が、やっと行ったとおもったら、

新手が来たぞーーーーーー!」



露出狂魔?

あ!

騎士団長だ!


また、通行人の女性を襲ったのか!


あ!睡眠不足で気が付かなかった。

俺は、その証拠隠滅の為に

派遣されたのだった。


うん?

「縛り狂魔」?

誰の事だ?


俺のこの鎧姿を見て言うってことは、

女神教会本部騎士団だよな?


縛り?


あ!!!!!

まさか!

あの変態第1副団長か!


あのやろーーーーーー!

俺の昇進をまた、

邪魔するつもりだな!


しかし、ここで徹夜行軍による 

彼の限界が来た。

クソ!眠い!


仕方ない。

今日は寝るか。


そして、宿をとって寝るのだが…。


通報はしっかりとされていた。



□□□□□□□


女神教会本部騎士第1副団長は、

もうすぐ商業都市ヴァッカダロに

つく一つ前の街にいた。


通行人

「嫌だーーーーーー!

やめてくれーーーーーー!

誰か助けてくれーーーーーー!」



女神教会本部騎士第1副団長

「ならぬ!

さぁ!われに縛られる快感に

目覚めるがいい!


聖剣キッコウシバリ第一開放!」


聖剣キッコウシバリから、

光る縄が飛び出てきて

通行人達を、男女問わず縛っていく。


通行人の女性

「イヤーーーーーーーーーー!」


通行人の女児

「痛いー!」


通行人のおっさん

「あー!」


通行人の男児

「うゲー!」


阿鼻叫喚である。


女神教会本部騎士第1副団長

「さぁ!

苦しみから、快感へ!

忘れられない夜を始めてやる!」




どう見ても、魔の手が

商業都市ヴァッカダロに

伸びようとしていた。

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