ep.31 王都ショッピング開始!
今、シックスは魔導具の店などを
周って屋台で買い食いをして
かなり、エンジョイしながら
王都を散策していた。
貴族っぽい服を着て、
子供でも、金をもっていても
不思議ではない風に装っている。
え?
人さらいにあうぞって?
うん!されそうになって、
すでに足を凍らせた!
殺してないよ!
俺って、優しい〜。
屋台で、沢山買わずに少しづつ
買うことにしている。
お好み焼き風の食べ物とか
かなり、バリエーションがあるな。
パン屋とか何軒もまわる。
マジックボックスに、
リュック経由で、どんどん入れていく。
そして、ついに見つけた!
露店だった。
鑑定では、
隠蔽魔法の魔導書(ダンジョン産)と
出ていた。
それが、他の書物とかと一緒に
ブロック売りになっていた。
すぐに買う。
そして、他の店を見て
女性物の髪がさりとかも
買っていく。
こんな物を売り物にして
商人に転身するのもいいかもな。
そんな気がしたのだ。
さて、昼だ!
食堂に入って定食を頼んでみた。
うん!美味い!
まぁ、オレの料理が下手な
だけなのだが(笑)
果実水美味い!と、飲んでいると
騎士?が、入ってきた。
もう、食べ終わったので
外に出るが、
騎士が他の店に入ろうとした騎士に
声をかけて、オレの後ろに
つけて来た!
撒こうか!
そう思って空間把握を展開すると、
ハァ?
横の通りを、
騎士が並走しているのか?
撒かれること対策をしている。
どうやって、オレを補足した?
一応、警戒はしていたが?
□□
その頃、王城では
大きな水晶玉に手をかざして
占い師が、国王に報告していた。
占い師
「こちらが、騎士を差し向けた事に
気が付きました。
食堂に入ったフリをして
偶然声をかける作戦は失敗。
王都の門に、向って進んでいます。
何か、強い魔力を発していて
よく見えません。
なんだー!この魔力は!
ヒィヒィヒィ!」
国王ダーベベイダル
「続けよ!
決して、敵対するな!
なんとかして、
話を出来るようにしろ!」
側近
「陛下!
教会からです!
教会の、予言スキル持ちが
王都崩壊の予言を、
今したと、報告が来ました。」
国王ダーベベイダル
「なに…。
崩壊だと!
命令変更!
騎士は、話しかけるな!
執事が、向かうまで居場所を
報告するだけにしろ!」
□□
(シックス(辛党 大助)視点)
く!
俺と同じ用に、空間把握で
見るやつがいたのか。
まぁ、いてもフシギではないな。
あれ?
距離を取った?
このまま、王都を脱出する。
強行突破準備!
もし、門をしめられたら
ファイヤーボール(極大)を
撃ち込んで焼くか!
うん?馬車がこちらに
向かってくるな。
あ!
そうだ!
靴と、地面の間に風魔法で
風を起こして水平移動を始める!
腕輪で、体力を強化しているから
出来たぞ!
前に、ダンジョンでやったけど
貧弱なステータスだから
できなかったが今度は出来た。
加速して、すぐに大門にたどり着き
出ようとすると、
騎士が立ちはだかった。
騎士
「すいませんせんが、
少しお待ちいただけませんか?」
後ろの騎士達が、走ってくる。
やるか…。
俺は、子供の頃に見ていた
ロボットアニメに出てきた、
背中にロケット装置を背負って飛ぶ
ロボットを見て、
やっみたいと思っていたが、
実は、作っていた。
そう!リュックサックに
偽装していたが、
これは、火魔法を噴射する
ロケット装置だ!
スイッチオン!
ガシャン!
リュックサックの下から
ミスリル金属製の筒が、足まで伸びる!
これで尻が、ロケット噴射で
焼ける心配はないはず(笑)
風魔法の、音と共に
火魔法が爆発して噴射する。
ドン!
ブィーーーン!
ゴーーーーーーーーーーーーー!
ロケット噴射成功!
浮き出しだぞ!
騎士達が、立ち止まっている!
ゴーーーーーーー!
すでに、大門の高度を超えている。
さよーならー!
と言うわけには行かないようだ。
ハァ?
王城から、
なにかかが飛んで来たぞ!
ハァ?
人が飛んでいる?
マジか?
あ!
魔法か…。
すでに、隠蔽魔法は手に入れた!
ここに用は無い!
火力アップ!
急げ!
ゴーーーーーーー!
水平に姿勢をしようとすると
出来ない!
あれ、高度が上がっていく。
しまった!
水平方向に行く事を
考えて無かった!
アレ?
あの空を飛んでいる人、
追いかけて来ないな。
ナセだ?
あ!
まさか、あれ以上高度が上がらない?
なるほどね。
俺も、こんな事になるとは
予想外だ!(笑)
そうだ、火力を下げて斜め上の
姿勢にしたら進むな。
あれ?真っ白になったぞ!
クソ!前が見えね〜!
雲か!雲の中なのか!
チャンスだ!
向こうからも見えないぞ!
なんとか、姿勢を水平にして、
そのまま雲の中を
突き進む事1時間!
う!もう無理!
腹筋が限界だ!
お腹の筋肉が、吊ってしまう!
そのまま高度を下げていき
下に向かうが、あれ?
視線を感じるぞ!
どこだ?
地上は荒野が広がり、
空には鳥も居ないが、視線は感じる。
スライムクッションを展開して、
着地する事に成功する。
そして、空間把握をする。
見つけた!
あれか!
俺の方に、やってくる
魔力の塊!
それを補足して、
後ろから、固定する。
まだ気がついてない?
ファイヤーボールを
撃ってぶつけてやった!
ドーン!
消えたか?
やれやれ。
ジェットスケボーを、出して
どこか日陰を探しに、
王都とは反対方向に進むことにした。
□□
バルガード王国王都 王城
国王ダーベベイダル
「なにをしている!
上に飛べ!」
王城から見ていたが、
逃げられた!
国王は占い師を、見る。
まだ、追跡ができているみたいだな。
すぐに、執事に護衛をつけて
走らせるが早い!
そして、占い師が叫びだした。
違う!私の意志ではない。
とか叫びだした。
そして…
うわーーーーーー!
とか、言うと突然火だるまに
なるではないか!
ふう…。
占い師は、なんとか一命をとりとめた。
何が気に入らない?
なぜ逃げる。
宰相が、出張から帰ってきた。
今の事を話す。
レオーネがやってきた。
迷宮都市ザガルゴーの
冒険者ギルドマスターを辞めたいと
冒険者ギルド本部に
申請してきたという。
シックスが、空を飛んで逃げたと
いうと…
とんでもない事を言い出した。
レオーネ
「あれから、私も考えたのだけど
生まれる前から、殺されそうに
なっていたのよね。
つまり、ルットライン侯爵夫人の
ビスガスを、連想するものは
全て拒否しているかもしれないわ。
自由を、なくす事を嫌い、
騎士を避けて
権力からにげる。
あのダンジョンの地下50階層で
あんな地震を引き起こす
戦闘をする事が、できたとならば
この王都を吹き飛ばしても
ルットライン侯爵夫人ビスガスを
連想するものを焼くだろうね。
まだ、7歳。
しかし、やられたことの
闇が深過ぎる。」
執事から、帰っきていいかと
連絡が来た。
大峡谷が、目の前にあるらしい。
あれを超えたか…。
ため息が出た。
そして
探索班を派遣する事にした。
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