第5話愛犬ハナとの出会い
愛犬モコが出産した子犬の一匹がハナである。
名付けたのは母と妹である。
最初はあんなに小さい子犬だったハナがいつしか歳を重ねて大きく成長した。
逞しくなり、体つきが大きくなっていった。
子犬のころとは予想もつかないくらい体重も増えて、ガタイが大きくなったハナだが、ある時病気を患ってしまった。
それがてんかん発作である。
何回か一度てんかん発作を起こし、悶えるハナを見るのが耐えがたい。
苦しそうに息をするハナの姿があまりにも可哀想で、見ていられない。
おまけにアレルギー体質もあり、たまに痒いのか、体を掻いている時がある。
そのせいか、薬でかゆみを緩和させたり、てんかん発作を防ぐために薬を餌に混ぜて、食べらせたりしている。
モコは緑内障で、点眼薬を毎朝と晩にさしている。
偶に甲高い声を発するときがあり、餌を要求してくる意思表示をする。
ハナは先ほども書いたが、てんかん発作とアレルギーがあり、そのたびに動物病院へ通っている。
そんなハナとの出会いもモコがいたからこそ実現した。
偶に家でのんびりして、寝ている時のハナは可愛らしい。
勿論、モコも可愛らしいが。
あともう一匹のマルのことはまたおいおい書いていく。
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