第6話愛犬マルとの出会い

 ハナが生まれたと同時マルもモコから生まれた。

 最初はどちらがハナでどちらがマルが見分けがつかなかった。

 成長するにつれて、ハナとマルは体型も顔つきも変わっていった。


 ハナはおとなしくて、従順な性格である。

 一方でマルは寂しがりやで、臆病な性格である。

 二匹とも真逆な性格を持っているせいか、たまに喧嘩することもしばしば。


 マルはモコ譲りで運動神経がよく、時折ジャンプして感情を表現する。

 嬉しい時はそばに寄ってきて、遊ぼうと合図してくる。

 そんなマルがまた愛くるしくて、わたしは好きだ。

 

 わたしは犬が昔は苦手だった。

 大きい犬に背中を襲われたことがあり、大型犬は少し怖い。

 柴犬は中型の犬なんで、そんなに怖くない。

 かみつきも威嚇もしない。

 他人に吠えることはあっても、かみつく行動は三匹ともとらない。


 マルは健康体で、特に病気の症状は持っていない。

 わたしもどちらかというと人見知りするので、マルに似ている。

 マルも人が怖いところがあるので、そこがわたしと類似している。

  

 出会いは何処で起こるかわからない。

 だから楽しくもあり、嬉しい時もある。

 時に別れがあって、また新たな出会いがある。

 それが犬であろうと人であろうと変わりはない。


 簡単に書いたが、どうだっただろうか。

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