転生
「すげぇぇぇぇ」
俺は辺りを見回すそこは、ビルが並び車が数え切れないほど走る東京ではなく、辺り一面緑の草原だった。
「ここが異世界かぁ、いいなぁ...田舎もこんな感じだったのかな.....あっそうだ俺のステータス確認しよ」
「どうやるんだ?····ステータス開いてくれ···開けステータス!······ステータス開示!」
__________
【ステータス】
名前:ユウタ・オイカワ
年齢:28歳、大人
種族:人類
レベル:1
攻撃力:10 防御力:10 素早さ:50 魔力:0
採取:100·········
所属ギルド無し
受注クエスト無し
固有スキル:異界の採取、マッハスピード
【スキル効果】
『異界の採取』効果:採取時、適当な草や植物から自分が欲しいと思った、物を得ることが出来る。ただし、武器や回復アイテムなどの一部のアイテムは得ることが出来ない。
『マッハスピード』効果:危機を感じた時、
一時的に素早さを超アップさせることが出来る、使用時の場所によって、転移スキルにもなる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「おぉこれぞ、異世界だな!さてこの異界の採取ってのが気になるなぁ」
草原の適当な草を自分が欲しい物を考えながら抜く。
(りんごと梨が欲しい久しぶりに食べてぇ)
ゴトッ
すると草を抜いた瞬間、草はりんごと梨の二つに変化したのだ。
「おぉぉ!!すげぇ...戦闘向けじゃないけど、これがあれば好きな物食えんじゃん」
シャリジャリ
元は草から採ったりんごと梨は、普通に美味しかった。りんごと梨を食い終わった後、大きく深呼吸をする。
「すぅぅぅはぁぁぁ...空気うめぇぇぇ、ふぅ〜さて何するかぁ街を探すか、それともダンジョンに行くか、う〜ん.......とりあえずダンジョン行くか!」
しばらく歩くと平原を抜け、森に入った森に入り探索していると、鳴き声と共に狼に鉢合わせてしまった。
「やっべぇ...狼だ、しかもただの狼じゃねぇ現世で見たことない見た目をしてるし調子乗って先にダンジョンに向かうんじゃなかった」
狼はこちらを威嚇している、何とかして逃げれないだろうか俺は、勇気を出して隙を作ろうとした。
「クソ!!てめぇなんか怖くねぇ!食らえ!!」
俺は、その場にあった木の枝で思いっきり狼を叩く。
ドカバシ ボキ!
しかし、狼には怯むぐらいで直ぐに立ち直った、狼は怒りの表情を見せ襲ってきた。
ウウウゥゥヴォンヴォンヴォン
(まずい、死ぬ.....あっそうだ)
「スキル!マッハスピード!!!!!!」
[マッハスピードを発動されました。このスキルは命の危機を感じなくなるまで続きます]
狼を何とか、避け全速力で走ると余りの速さで逆に障害物にぶつかって死ぬ危険が高まった。
「こんなに早いの!?まずい、止まれぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ズリィィィ
何とか、止まることが出来たがそこは、全く知らない山岳地帯だった。
「やべぇ、遭難したかも」
俺は、スキルを使いまたりんごと梨を手に入れた後、山岳地帯を探索した。すると泊まれそうな洞窟を見つけ、そこに泊まることにした。
「はぁ、何とか助かったぁ...まだ明るいけど疲れたし寝よ」
俺は疲れたので、洞窟内で寝ようとした、すると。
「ガルルルルルルルル」
と、明らかに普通じゃない唸り声が聞こえた恐る恐る振り返ると、そこには。
ドラゴンのような角と尻尾が生えた、女性が威嚇し、武器を構え立っていた。
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