FILE.2 端金だとて

金は人を狂わせる。俺の前にいる、この男も金に人生を振り回された者の一人だ。

―2日前―

坂上真太郎サカガミシンタロウは、今、少し迷っている。視線の先にいる男。鞄を抱えて、歩く男。一見、ただの一般人に思えるだろう。だが、この俺の勘は、あの男は犯罪に手を染めた悪人だと言っている...ような気がする...!しかし、もし、本当に一般人だったら、ようやく出来た後輩の前で恥を晒す羽目になる...!いかにすべきか...。いや、ここは我が正義の心に従い、あの男の正体を...!

そう決意していると、後輩の柏木カシワギが既にあの男の側に近付いていた。

「か、柏木...?」

「あのー...少しお時間、宜しいでしょうか...?」

柏木が男に話かける。男は柏木の顔を見た途端、血相を変える。

あ、やっぱり、悪い人...?

男は上着のポケットから、光る物を取り出す、ナイフだ。俺は出す勢いに任せて、刃を立てる。そして、そのまま、柏木に向かってぐ。柏木はそれをスウェイでかわし、そのままバックステップする。男は走って逃げ出す。俺は追いかけようとした。だが、それよりも早く、柏木はM360Jリボルバーを取り出し、男の足に発砲する。銃撃を喰らった男は、崩れ落ちた。

俺は柏木に駆け寄る。

「柏木ッ...!大丈夫か?!」

「えぇ、全然。」

柏木はあの状況で、息を切らしてない所か、平然としていた。

この後輩、怖いッ...!

俺達は救急車を呼んだ。去っていく救急車を見送った俺達は、奴の鞄の中を見てみる。

「何が入ってるんでしょうね。」

「さあな...?」

「これは...」

金だった。しかも、ギッシリと詰まっていた。

「いくら、入ってるんだ...?」

「さあ...?」

「これだけあれば...」

「どうした、柏木...?」

「先輩...身長を俺に与える手術が出来るかもしれません...!」

「いや、またかよ...てか、いくら金があっても、それは無茶だろ...」

「え...」

俺はさっきまでの憧れの眼差しを捨て、呆れを感じていることを示した。

柏木は身長が168cmで微妙に170cmにいかないから、182cmの俺に、身長を分けるよう、よく訴えているのだ。

この最強の後輩・柏木彪麻ヒョウマ、唯一の弱点というか欠点だと思う。

―取調室―

「で、結局、貴方は何なんですか。」

男は黙ったままだった。

この男は、2日前、警官が職質しようとしたら、急に襲いかかったらしい。持ち物は、金が詰まったバッグと2本のナイフ。片方は、血が付いていた。だが、携帯も財布もなく、本人はこの態度なもんで、進歩が一向にない。

そういえば、今日は池本も一緒に取り調べをしている。

すると、扉が開く。

一人の刑事がファイルを持ってきて、俺に耳打ちする。

「血は、近くで殺された闇金の社長のモンでした。」

「てことは...」

「えぇ。恐らくアイツが...」

「これ、その社長の資料です。」

「嗚呼、あんがとな。」

俺はファイルを開く。池本が隅から覗き込んでくる、鬱陶しい。

中西邦彦ナカニシクニヒコ。47歳。中西ファイナンス社長。相当、阿漕アコギな商売をやっているらしい。こいつ、草原クサハラ組と繋がりがあんのかよ。

草原組は、この頃、暴対法をすり抜けながら、頭角を現している暴力団。凶暴な人間が多いことで名は知られている。

中西は、社長室で腹を刺されて死んでいた。そして、社内にいた2人の社員も殺されていた。社内はかなり荒れていて、金庫もこじ開けられていた。2人の社員は射殺だったが、現場に中西の指紋が付いた拳銃があったことから、それを奪ったのだろう。

「あのー、貴方は2日前に中西邦彦という、金貸しの社長を殺害していますね。」

「…」

「もう、無駄ですよ。貴方の鞄の金から、中西社長の指紋が出てきました。これ程の証拠があったら、もうどうしようもないですよ、山田ヤマダさん。」

岡田オカダだッ!」

岡田が少し怒気を込めて言う。

「…あ。」

おいおいマジかよ、ふざけてやったら、やってくれちゃったよ、この人。

「...オカダ、オカダ、オカダ...あ、ありました。岡田庸一ヨウイチ!」

池本が中西の会社の顧客から、岡田の名を発見する。だが、岡田なんてよくある名前だ。一人しかいない訳はない。そんな早く見つかる訳が...

岡田の方を見ると、天を仰いでいた。

おいおい嘘だろ...コイツ、マジか...?

俺は気を取り直して聞く。

「えー、では、岡田庸一さん。お話を伺っても?」

「嗚呼...、良いぜぇ...」

上を向いたまましゃべらないで欲しい。聞き取り辛い。

「俺が中西を殺した理由は単純明快だ。金だよ、金。」

「金ねぇ。中西のところの顧客ってことは...?」

「嗚呼。借金で首が回らなくなってる、社会の最底辺に存在するゴミ屑の一人さ。」

「はは...」

そこまで卑下するかよ。

「俺だって、最初は真面目に働いていたんだ。社会の歯車として。」

「ほぉう...」

お楽しみの始まりだ。

「20年くらい前だ。俺はある、それなりの規模の工場で働いていた。良いところだったさ。同僚にも話の合う奴がいてなぁ...。だけどよ、ある日、平穏が終わった。」

―17年前―

俺は朝飯を食いながら、ニュースを見てたんだ。

「今入ってきたニュースです。東京の茂沢モザワ製作所の製品から、大量の人体に有害な物質が検出されました。」

「え?」

どうやら、ウチの工場のお偉いさん方は、同僚みたいな良い人ではなかったようでよ。俺達が作っていたモンからは水銀を始め、色んなヤバい奴が出てきたんだ。しかも、工場長とかは知っていたんだ、その事実。その上、工場長はよ、脱税はしてるわ、汚ねぇ水をこっそり川とかに流してるわ。掘れば掘る程、悪事が湧いてきた。世間様は、流石にこれを許す程寛大ではなかった。まあ、それは俺らにも言えたことだが。俺達はその日、会社に来るなり、幹部達を問い詰めまくった。中には殴りかかってくる奴もいて、乱闘騒ぎにまでなった。

俺は確か、真っ先に同僚と茂沢工場長のところに駆けていった。

「工場長!これはどういうことですか!?」

「お、岡田君。これはだな、そのおぉ...深い理由ワケがあってだな...。」

「ほぉう、深い理由ですか、では、それはどのような理由なんでしょうか。お聞かせ下さい。」

「いや、だからだな...だから、そのぉ...」

「工場長...!」

「うっ...」

結局、工場長はその理由とやらを答えることはなかった。

俺達が工場長にいた時、外は更に酷くなっていたらしく、チェーンソーを持って暴れる奴が現れる始末だったらしい。

結果、この暴動で従業員3名、幹部2名が死亡。そして、重傷者は、従業員23名、幹部6名。怪我人は数えられない程だったらしい。

その後、工場長は急いで適当な会見開いて、平謝りする様を全国に晒した。そのまま、東南アジアの方に飛ぼうとしたらしいけど、警察に先を越されて、そのまま逮捕されたらしい。

工場は無論閉鎖となり、俺らは職を失った。いや、職だけじゃない。仲間、楽しい何気ない日常、色んなモン失った。中には、家族まで失ってる奴もいた。

そこから先は、立ち直る奴、社会に苦戦する奴、堕ちる奴。色々いた。

俺は堕ちた。言う程ありもしない貯金を、競馬、パチンコ、煙草タバコ、酒。色んな下らないモンに溶かし込んだ。気付いたら、明日の昼にすら、困り果てる程になった。

そして、借金をし始めた。初めのうちは、本当に軽い気持ちだった。すぐに返せる、そう思っていた。でも、減るどころか膨らみ続ける一方だった。流石に我が身を案じた俺は、働き始めた。少しずつだが、返し始めた。だが、どれもイマイチ長続きしなかった。気付けば、借金の膨らみがぶり返してきた。そこからは、ずっとそんなんのを繰り返していった。働いて、返して、辞めて、膨らんで、働いて、返して、辞めて、膨らんで...。何の為に生きてんのかわからなくなっていった。

んで、3年前、俺を絶望の淵に落とす事件があった。

―3年前―

俺にはたった一人、工場潰れた後も交流が続いていた木下キノシタという同僚がいた。木下は、警備会社に就職していた。そこら辺は、俺に比べればかなり安定していた。俺は木下と酒飲むために生きていたようなモンだった。その日も俺は木下と飲み歩いていた。足が覚束おぼつかなくなり始めた頃、流石にお開きになった。俺らは駅の改札前で別れた。俺はそのまま、歩いて家へ帰った。タクシーに乗る金なんて無かったからな...。家へ着いた俺は朦朧もうろうとした意識の中、時間を知ろうと、テレビを付けた。14年前も、あの一報を伝えたコイツはこう言った。

「...駅で人身事故が発生しました。警察によると、被害者は、木下徳弘ノリヒロさん47歳で...」

木下、徳弘...?

それは、どんな薬よりもよく効く酔い覚ましだった。

俺は一番近い警察署へ駆け寄り、木下のことを聞いた...。

木下は駅のホームで電車を待っていた時、後ろから、忙いでいた人とぶつかり、転倒。酔いで体が上手く動かせなかった木下は、そのまま電車の餌食となった...そういうことらしい。

生きる意味を見出せなくなった俺は、何度も死のうとした。でも、中西達はそれを許さなかった。中西は俺の交友関係すら把握していた。だから、木下が死んだと知った奴らは、俺が死なないように監視を始めた。だから、高いビルに行っても、駅のホームに行っても、アイツらはいた。俺からまだ金を取るためだけに。俺と中西の戦いは1年続いた。流石に1年も続けられたら、俺のやる気は消えていった。そして、また働き始めていた。そして、中西に返していた。そして、半年前くらいに、俺は決意した。中西を殺すことを...。

―2日前―

俺は、借金をまた返しに来た振りをして、中西の会社に来た。中では、2人の社員が、仕事をしていた。俺の方を一瞥いちべつするが、また手元の紙に夢中になる。俺はその前を素通りし、社長室に入っていった。中には、中西がいた。

「おう、今日も来たな。」

俺は中西の机の上に空の鞄を置いた。

「おい、岡田。何だコレ、空じゃねぇか。叩いたら、出てくんのか?」

「中西...」

「あん?」

「今から詰めんだよ...」

「は?」

俺はそのままナイフを取ると、中西に飛び付いた。中西は拳銃を取ろうとするが、その前に、俺は中西の腹を刺す。呻こうとする中西の口を塞ぎ、また腹を刺す。瞳孔が大きく開いた目は、真っ白になりそうな程、上を向いていた。そして、少し呻いた後、中西は動かなくなった。俺はナイフを抜き、中西の拳銃を拝借する。

俺は扉を開けると、2人に向かって3発発砲する。その内の1発が、片方の男の胸を貫く。もう片方の男が臨戦体勢を取ろうとするが、俺は素早く2発撃った。2発とも、男の体を貫いた。俺には隠れた才能があるんじゃないかって錯覚し始めたよ、流石に。

俺はその後、金庫を破壊し、大金を得た。

そして、着替えた後、何気ない顔で外に出た。なるべく平然を装っていたつもりだが、見抜ける人には見抜けられてしまった。

「あのー...少しお時間、宜しいでしょうか...?」

警官だ。俺は振り返った勢いのまま、ナイフを薙いだ。相手が避けたが、別に良い。俺は走り出した。だが、

バンッ

「うっ...!!」

足を撃たれた。燃えるように熱い。俺はそのまま倒れた。

「糞ぉ...」

俺の意識は途絶えた...

「これが真相です、刑事さん。」

「えらく長い話、ご苦労さん。」

にしても、柏木彪麻。マジでやったんだな、それ。誇張された話かと思ったら...。

その後、岡田は裁判にかけられ、最終的な判決は、無期懲役となった。

―草原組事務所―

「何、中西が殺られた?!ホンマか?」

「えぇ...ホンマのようですね。」

斧田オノダは電話から聞こえたきた事実には流石に耳を疑った。中西は斧田が担当する闇金会社の中でも稼ぎがトップクラスだった。

「それで、中西殺った奴の目星は付いとんのか?」

「いえ、サツもまだ知らないそうです。」

「糞ッ...何としてても犯人見つけてこい。」

「はい。」

斧田は電話を切ると、スマホを机に投げた。

「草原組の斧田竜平リュウヘイを舐めたら、どうなるか。たっぷり知らせてやる...」

―忠生地区交番―

「この前捕まえた、大金持ってた奴。何か、借金を帳消しにしようと、闇金の社長ぶっ殺したらしいですよ。」

「ほお~。じゃあ、俺ら大手柄ってか?」

「先輩は何もしてないじゃないですか。あいつに、話しかけたのも、銃ぶっ放したのも、全部俺じゃないですか。」

「まあ、んな細かいことはいいじゃねぇ~か~...な?」

「細かくなんかないですよ。重要ですよ、重要!」

「へいへい。」

「しかし、闇金の社長を殺すとは、中々の勇者だな。」

「え?」

「ほら、ここら辺の闇金とかそういうのは、大抵草原組の管轄だろ。」

「嗚呼...、そうですね。」

「あの連中、凶暴な上に、看板を大事にしているから、舐められんのを、めちゃくちゃ嫌うって話だ。」

「ひゃ~恐ろしいっすね。ヤクザっていうのは。俺、間違っても組対に行かなくて良かったです。」

「だな。」

「犯人、大丈夫なんでしょうかね?」

「さあな...。だが、確実に無事ではいられないだろうな。ソイツ。」

「…」

―草原組事務所―

「おう。おう。で、殺ったんは?」

「岡田っちゅう男です。中西のところの客でもありました。」

「借金関係か...?」

「そこまではわかりませんが、多分そうかと...」

「そうか、ご苦労やった。」

まだ別に決断を早まる必要はない。殺しても、死体は余程の美女とかでもない限り、金を生み出せない。だったら、また金を返させる。中西んとこは、副社長の秋川アキカワが何とか再建するだろう。アイツは中西にも引けを取らない程優秀だ。となると、見せ占め程度にボコすか。

―2年後―

「兄貴、岡田の野郎、千葉刑務所へ行くらしいです。」

「千葉か...。あそこ、誰がおる?」

「ちょっと待って下さい...」

まあ、勤めに行っとる奴なら、大体何とかなるやろ。

「わかりました。門倉カドクラの兄貴と、鴫原シギハラ、それに野口ノグチです。」

「おう、そうか。」

何や、門倉か。なら、心配はないな。

―千葉刑務所―

俺宛てに手紙が来たらしい。差出人は、斧田竜平...斧田の兄貴からか。

内容は、心にも思ってなさそうな、人情について何か説いてる。あの人のことだ。何かを伝えている。

「何だコレ、半端な所で次の行っとる...」

嗚呼、行の頭の文字だけを読めってか。

読んでみると、要するに、この刑務所にいる、岡田っていう男が組を舐めたから、鴫原、野口と懲らしめろってことらしい。

「何だ...そんなことか...」

めっちゃ楽しいやん。

「鴫原!野口!」

「はいッ!」

「斧田の兄貴からの伝令や。お前ら、岡田庸一っていう奴探せ。」

「わかりましたッ!」

3日経って、奴らは発見した。

ケイ、圭。」

「何だ、シギ。」

「あれじゃねぇか...?」

「ふふっ、そうだな...」

鴫原と野口は岡田に近付く。

「アンタ、岡田庸一だな?」

岡田がこちらを見る。

「誰だ、アンタら?」

「鴫原玉樹タマキだ。」

「野口圭だ。」

「ん~?そんな知り合いはいたっけな~?」

名刺代わりに鴫原は左手の甲に彫られた草原組の代紋を見せる。

気付いた岡田が顔を顰める。

「草原組...中西を殺った件か...」

「ちょいと来て貰おうか?」

岡田は渋々といった表情で、重い腰を上げた。

「兄貴、連れて来ました、岡田です。」

「おう、お前らがっしり抑えとけ。」

「はいッ。」

鴫原と野口が左右の腕を拘束する。

「くっ...」

「死ぬんじゃねぇぞ...」

そう言うと、門倉は右拳を大きく振り上げ、岡田の左頬に激突させた。

「ぐっほぉっ...」

「まだまだぁ...」

今度は左が飛んで来た。

「ぐぼっあっ...」

岡田の味蕾みらいは鉄の味に占領されていた。視界は揺らぎ、歯が2本ぐらい、絳くなって、鉄味の湖に転げ落ちていた。

「おっらぁぁ...!」

今度は鳩首に前蹴りが入った。

「カッはあぁ...」

気持ち悪い。息が...息が...

前傾になっている頭を門倉は掴んで、膝に叩き付けた。

「どっぅぉ...」

額が凹んだのではないかと疑った。

「おい、床に倒せ。」

「はい。」

鴫原と野口は拘束を解き、岡田を床に捨てた。

「もう、抵抗は不可能だろ?」

悪魔が笑っている、岡田にはそう見えた。

意識もほぼ消えかけている中、門倉は暴力は止めなかった。

右腕、左足、腹、右脇腹、顔面、左胸、股間、喉...次々と、殴られたり、蹴られたりしていくのを感じる。

「も゛ぉ゛...や゛め゛っ゛でっ...ぐばぁ゛っ...」

止まない痛み。この時、岡田はこんなことを考えていた。

俺にとって大事な金は、コイツらにとっては端金はしたがねで、俺にとっての端金は、コイツらにとっては大事な金だった。

それを最後に意識は闇に包まれた。

「兄貴、大丈夫ですか、コイツ。まさか、死んでません?」

「ん、まあ、死んでもええやろ。」

「でも、斧田の兄貴は...」

「普通に考えてみ。無期懲役なら、仮釈まで30年はかかる。その頃には、コイツが生きているかすら、怪しい。どうせ兄貴は死ぬまで、払わせる気っぽそうだが、悪いが、無理そうだろ...。どの道、目的の一つの舐めた奴への見せしめとしては、成立しただろ。」

「はぁ、成程なるほど...」

「さ。もう行こうか。」

「はい。」

「兄貴、門倉の奴、ちゃんと務所で岡田をボコった様です。」

「そうか...そりゃ良かった良かった。」

斧田は、煙草を一本出す。

「門倉が出たら、何か良えもん奢ったろかな...」

「きっと、兄貴も喜びますよ。」

「そやなぁ~...」

懐からジッポを取り出し、火を付ける。

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