第5話 コラム1

 ここは俺の脳内世界。独り言と考え事が多い性格上人といる時でも度々上の空になって色々考える。


 いつからかは知らないが銀杏伝説なるものが信じられている。大学一年の銀杏の散る季節までに彼女ができないと四年間できないままという言い伝えだ。当然俺には彼女はできなかった。

 異世界に放り込まれることになってしまったのは銀杏の散る季節。帝国魔法高校でも銀杏が散り始めている。なんでどこもかしこも桜じゃなくてわざわざ銀杏を植えたがるのか、恨みだけが日々募っていく。

 もちろんアニメ研究会の部員たちはそんなことお構いなしの日常を繰り広げている。

 そんなこんなで想像の世界は一旦脱出

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る