第2話 啓示

今年の2月の終わり頃から体調に異変が始まった。何故か喉が渇く。水分を異常なほど飲む。それと相俟って食事が摂れなくなってきた。すると陰部に痛みがあり、病院で診てもらうとカビが繁殖している。抗生物質の飲み薬と塗り薬を貰った。その時に尿検査で糖分の数値が少し高めで、医師から糖分を控えた食事をしないと、糖尿病になるとアドバイスを頂いた。私は先生に『糖尿病を発症してるのですか』と尋ねました。この数値では、糖尿病ではないです。でも予備軍ですよと言われました。カビは抗生物質のおかげで1週間程で治りました。3月の中頃に更なる異変が私の体に襲った。食事が摂れないかわりに異常なほど水分を飲む。それが3日程続いて、出入りしてる訪問看護士が、発症した糖尿病患者さんに似てる。病院で診てもらいなさいと言われた。私は近所のかかりつけ医に夕方から診てもらおう診察券を見ると、今日は午後から休診だった。近くの救急指定病院の清恵会病院に電話で問い合わせをした。看護婦さんが電話に出て症状の説明をした。宿直の先生と電話をかわり、先生は私の説明では耳鼻咽喉科で診てもらいなさいと言われた。私は、心の声で『おいおい違う』糖尿病ではないかと訪問看護士さんから言われて電話してるの・・・

今から、直接病院に行くので診て貰えませんかと尋ねたら、救急扱いでないので、血液検査や尿検査が出来ないので、明日の午前中に来てくださいと言われた。先生は耳鼻咽喉科の受付は11時迄ですと言って電話をきった。何故ゆえに糖尿病が耳鼻咽喉科で診てもらうか、私はこの病院には、不信感でいっぱいになった。翌日にかかりつけ医に行き症状を言って、血液検査と尿検査をしてもらった。血糖値はhighと表示された。病院の測定器では600までしか表示出来ない。先生は即入院手続きをしないといけない。今から紹介状書くから、それを持って入院設備のある病院に行ってください。300超えたら入院らしい。先生が知ってる紹介出来る病院は2つある。2つとも評判の悪い病院で、私はその病院には行きたくないと言いました。先生はコロナ化で救急車で病院を探した場合、病院が見つからない可能性もあると言われた。

確かにニュースで救急車で病院が見つからず、救急車に20時間待機の話を聞いたことがあったので、家から近い昨日電話で問い合わせをした清恵会病院に行くことなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

不条理な世界に怒りを 飛輪 @hirin1960

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ