第16話 眼鏡の形:サーモントって、なんぞ?/完結ボーナスはありました!
気づけば2月。1月はまるまる眼鏡令嬢小説の執筆やらなにやらに使っておりました。
すっかり年が明けてましたね、おめでとうございます!と、遅すぎる新年の挨拶もそこそこに、——眼鏡ですよ!
■サーモントフレームのサーモントって、なんなの?
サーモン?鮭?そもそも、サーモントって、なにか形状を表す言葉なの?
ここまでこのエッセイを読んでいただいてくれた皆様は、そんなことを思うかもしれません。
このフレーム名の由来は「え、嘘でしょ、そんなことある?」的な面白由来なので、まずはフレーム形状から語らせてください。
一言で表すと、「経理のベテランおっさんがかけていそうな眼鏡」です。
リム上部が太く
そこはかとなく威厳が……威厳があるかは、素材とデザインによりますが、目元や目力を強調する助けになってくれることでしょう。
そしてこの眼鏡。パッと見、眉毛っぽく見える眼鏡!なのです!
え?眉毛関係ある?……あるんです!!
なんとこのサーモントフレーム。とある将校のためにデザインされた眼鏡だったのです。そう、サーモントの区切りはサーモン・トではなく、サー・モントであったのだ!!
人名由来だったとして、別に面白くもなんともないわい!前にも
まあ、ちょっと最後まで語らせてくださいよ。
1950年代アメリカ——。
それは、彼の持つ眉毛の……薄さ。
将校にとって、威厳ある顔は重要だ。けれどモント将校にはそれがない。これもすべて、眉毛が薄いせい。
キリッとした顔をしているつもりでも、悲しいかな、どこか抜けたような顔になる。好きこのんで眉毛が薄いわけじゃないのに……。
ああ、この眉毛、どうにかならんものか……。いっそ、ペンで書く? いやいや、そんなこと……。
と、思ったかどうかは完全に創作ですが、モント将校が薄い眉毛に悩んでいたことは間違いないそうです。
そうして、この悩みを聞きつけた軍御用達の眼鏡メーカー「American Optical」が、モント将校の悩みを解決すべく立ち上がったのだ!
眉毛が薄いなら、眉毛を強調すればいいじゃない!
ということで、眉毛っぽく見えるサーモントフレームが誕生したのです!
こうして威厳さを身につけた
さて、このサーモントフレーム。
開発されたのか1950年代なだけあって、現代に合わせてリデザインされたサーモントフレームは、レトロ感と色気があふれる素敵眼鏡なんですよーー!!
あと、威厳を演出するためにデザインされたのもあるので、なんか偉いっぽい感じや、仕事できる感をプラスすることができるのだ!!
もうひとつ。眼鏡フレームから若干、話がそれますが、「American Optical」社は、1833年に誕生したアメリカ最古のメガネ製造会社なのであった。アメリカ最古の眼鏡製造会社とか……字面だけで萌える!!
面白由来というよりは、ちょっと感動的な由来だった。
そんな素敵な由来のあるサーモントフレームなのでした!
さて、とってつけたような作品宣伝を忘れずにしますよ!(1ヶ月ぶりなので忘れるところだった!)
眼鏡令嬢小説は、無事、10万字を超えて完結いたしました!
よかった……よかった! プロットの段階で10万字を超えることはわかっていたのですが、それを書き切るとなると、話は別ですからね。
15万字近く書きましたが、足りていない描写や削る部分がてんこ盛り。推敲をしても通しで読むと「あーっ!!」と思う部分がね……湧いて出るよね。
確か、応募要項に1/31時点での内容が選考対象って書いてあったので、これ以上の修正はしないでおきます。2/1以降の既存部分の修正扱いがどうなっているのか不明なので。
七緒はビビりなのであった!
とにもかくにも、応援してくださる方々のお陰で、2ヶ月間、走り抜けることができました。ありがとうございます!
噂の完結ボーナスなるものも感じられました!「これ、バグじゃない?」という感じのPVでびっくりしましたが、とてもとっても嬉しかったです!
カクヨムコン自体は、〜2/7まで読者選考期間が残っているので終わったわけではありませんが、一区切りかな、と!
2/7までは、今読み進めている分も含めて、できるだけ多くのお話を読めたらいいな〜と思います。
あと、眼鏡語りも再開しますよ!!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!
★★ここから宣伝・最後まで★★
『狂おしいほど眼鏡に焦がれる転生令嬢は、大公子息の幻覚眼鏡に恋をしました』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650086820229
にて、カクヨムコン8に参加中!!
無事、完結いたしました〜〜〜!ばっちりハッピーエンドで終了です!
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