第45話、冬の空
鉛色をした冬の空を見上げてみる
この世は悲しみに満ちている
身を切るような冷たい風が堪える
私のメンタルは縮まり身体が硬くなる
冬は生命を希薄にさせる
私は無職2年目になる
世の中から必要とされていないのか
その恐怖心が尚、私の心を凍えさせる
一日引きこもっている生活
ネットをよく見る
もう日本は終わってる
嫌なニュースばかり、国民の経済を守る気のない政治家、物価上昇
ネットを見るだけで私の鬱は悪化する
経験上、師走に求人かけている会社はろくなとこはない
年明けの4月から本格的に就職活動を開始する予定である
毎回、求人票みる度に吐き気をもよおす
私は毎朝7時に起きる
規則正しい生活をしなければ本当に生きる屍になるからである
医者には朝の太陽に当たる事を進められたが寒くて外に出られない
10時過ぎに妻の買い物に散歩がてらに出る位である
このルーティンが私の生活である
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