第42話、病気になってから2年

12月になれば私の病気も2年目になる

2年前の11月22日に私は職場で適応障害となり

心が壊されて精神障害者となった記念の日

この2年間は自宅療養の無職

毎日暇で本ばかり読んでいる

小説創作の方はさっぱり書けなくなった

私の小説創作スタイルは最初の出だしは勢いで書いて

書きながらプロットが湧いてくる手法

そのプロットに肉付けしながら物語を進めていくが

結末は自分のプロット以外の着地点となり

筆の赴くまま書き綴り作品を完成させていく方法である

主に精神世界と私の陰鬱とした心のシンクロした時の作品ばかりである

これは傑作と思いながら書いていった作品も

世間的では箸にも棒にも掛からぬ評価であった

私は発達障害で鬱病、組織に入り人と一緒に仕事を進めていくのが難しい病気

こんな私の出来る唯一な仕事は一人で出来る物書きしかない

だから才能がないのにも関わらず書き続けている

小説が書けないならせめてエッセイと思ってこれを書いているが

これもなかなか難しくて筆が乗らない

病気になってから散々内観して文章に書き起こしたが

表現し切ってしまったようである

無職の毎日にイベントなんか発生しない

毎日時間だけが無駄に過ぎていく

もう大概、限界にきている

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