第41話、見えない障害

私は無職である

そして精神障害者である

私は適応障害から鬱病になった

現在、障害者手帳も申請中である

手帳受理の際はヘルプマークも貰うつもりである

ハローワークの窓口も障害者枠の専門援助部門である

長年働いてきた本職も健常者枠の求人ばかりであり

もはや仕事も変えなければならない瀬戸際に立たされている

今までの私の人生は自分は健常者だと思い込み

ずっと健常者の中で働いてきて心がぼろぼろになった状態である

その結果、人が嫌いになり社会を憎み死んだらきっと鬼神になると思っていた人生

結婚してからその思いは緩和されたが社会を憎んで生きてきた根本は変わらない

子供の頃から発達障害であり解離性であった為に虐めにあい

多くの辛酸を嘗めてきた人生


私は精神障害者と認定されてからは救われた気分になった

私が疑問に抱いてきた社会や他人に対しての違和感の正体

それは私自身に問題があった事

なんて理不尽で、なんて不公平な結論なのか

私が発達障害であり多くの社会的ハンデを背負って生きてきた事

私は他人とは違う常に苛まれてきたこの世の生きにくさ

そしてそれが故にどこの組織に所属しても孤立して虐められる人生

こんな人生を歩んできて楽しいとなんか思える筈がなかった

だから私は精神障害者という自分の立ち位置を確保できた事が喜ばしいのである

ネットを眺めていたら障害者は特別扱いを望んでる訳ではなく

普通に生きたいと願っているという人が多数である

私は健常者の怖さ醜さを十二分に知り尽くしている為

私は障害者として生きる方が救われると思っている

特別扱いされるなら別にそれでもかまわない

ヘルプマークを持つ事に対して後ろめたさなんかない

この世は障害者だからという理由で虐めは行われない

それは健常者の中でも社会的モラルがある為にそれはあり得ない事である

この世は多くの魂の階層である為にそれが為に嫌な目にあわないとも言い切れないが少なくても精神障害者が健常者の中で生きていくよりかは幾分マシと

私の人生経験は結論付けている


今の私は障害者としての生きにくさよりも

無職である苦痛の方が勝っている

無職は何をしても楽しめない

無職は苦痛、有り余る時間は毒

こうやってカクヨムで書き綴って憂さ晴らしをしている

心のケアになっているからこの場所は無職にはありがたい


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