怖かったです。
- ★★★ Excellent!!!
「それ」は全身だったのでしょうか、それとも千切れてしまった身体の一部だったのでしょうか。目や鼻や口のない生き物って、一気に遺伝子がかけ離れている感じがして怖いです。毛が生えてて哺乳類に近く見えるのも怖い。近くて遠いのが一番怖い。昔、しっぽがついててちょっとゴロゴロ鳴ってあったかいクッションがありました。どうせなら可愛い顔でもついていれば良かったのに、そのクッションはしっぽだけでした。あれを思い出してしまいました。内から聞こえるモーター音で逆に安心したくらいでした。人間にとって、顔の有無はとっても大切な愛着要素なのだと思いました。
私事ですが、私の弟はファーの襟巻をペット・イマジナリーフレンド・セーフティブランケットとして大切に飼っているのですが、あの子に嫌悪感を抱いたことはないです。それは自発的に動かないから許されるのかもしれないです。動いたら怖いのかも。