涙がたくさん出ました。

 「僕と4人の母」と「僕と母の4人」では受ける印象が変わってきます。「母の4人」という言い方だと、僕から母という属性を与えられた人、という感じがして、よりこの作品にあっているなと思いました。母になれた4人はきっと幸せだったし、僕も幸せだったろうと思います。
 私は「自分は人間なんだなと思った時」と、「自分以外にも人間がいるんだなと思った時」に感動して涙が出ます。私の思う「自分以外の人間」というのは「人類」に限った話ではなくて、子猫を守る母猫みたいな「人間と似た仕草をする動物やロボット」なんかも含まれていて、『ハチ公物語』だとか、スピルバーグの『A.I.』なんかも感動します。家族であろうとする姿ってとっても「人間らしい」ので私はすぐ泣いてしまいます。

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僕と母の4人