あらすじ(2023年1月25日時点)

主人公=主人公


ヒロイン=ヒロイン

不良=ラスボス

※どっかに不良が主人公の妹のことをしり、嫌がらせのために主人公を潰そうとしている描写を入れる。


【ゲーム設定・ゲーム概要】

 賞金が出るフルトラッキングVRゲーム。予選と決勝(決勝)に分かれる。

 予選はオープンフィールドでのPVP方式。手持ちのポイントがそのまま≪現金≫としてカウントされ、その奪い合いが行われ、敗者のポイントは勝者とジャックポットへと移動する。

 予選期間内上位2名が決勝に出場。決勝では前回チャンピオンがシードとして待ち構え3人がオープンフィールドに降り立ち遭遇戦を行い優勝者を決める。


◆起(転への伏線を張りたい)

 決勝前のインタビュー。不良が調子に乗っている。

 インタビュアー「最近はまさかの短剣使いが成績を伸ばしていますがどう思いますか?」不良「そんなの偶然! オレ様が勝つに決まっている。マインゴーシュなんて盾付きの中途半端な短剣でオレ様の大剣に叶うはずがない!」

 それを見ている主人公。

 主人公は妹の治療費を稼ぐために決勝の賞金が必要だった。

 また主人公は過去に不良と戦って負けていた。その時にうっかり治療のことを話してしまった。それから不良は主人公が勝てないように防御力を上げ続けている。

 主人公は絶対に不良の防御力を突破しなければならない。「今の武器じゃ到底かなわない」と武器の育成を模索する。

 インタビュー会場から出てポイント稼ぎのためにフィールドに出て奇襲を受ける。相手はチンピラプレイヤーで主人公はすぐに撃退する【ゲーム内のルール説明程度でサラッと書く】

 チンピラを倒した瞬間、背後に気配を感じて応戦する。ヒロインによる奇襲だった。

 それはここ最近、ゲーム内では最弱と言われる≪マインゴーシュと言われる短剣≫を両手に装備しのし上がってきた女性プレイヤーだった。

 マインゴーシュは片手用の短剣で相手の攻撃を受け流せるよう柄に籠状の盾が備わっている短剣【←重要】

 ポイントを稼ぐために普段なら人助けなんてしない主人公だが、彼女が妹にどこか似ていたため助けてしまう。

 ヒロインは自分の力でこのゲームで一番にならないといけないため、助けられたことに激怒と劣等感を覚えて、主人公に攻撃し、キツくあたってしまい主人公の目の前から姿を消す。その際に「絶対に優勝して私の強さを証明する」と息巻いていなくなる。


◆承(ヒロインは主人公の≪強さ≫の秘密を知りたい)


 主人公は不良を倒すために過去の不良の戦闘映像を見て、武器の研究をしていた。

 選択肢は相手の防御力を下げる≪軟化スキル≫を剣に塗り込むか、特殊な鋼材を取りに行って強化するかの二択になった。

 ≪軟化スキル≫は攻撃力が著しく下がってしまうが、連続攻撃ができれば相手の防御力を下げることができる。しかしこれではそもそもダメージが通りづらくなり本末転倒。完全に≪守りのサポートスキル≫だ。自分以外がすべて敵、という世界観のこのゲームでは完全に使い道がなかった。

 よって入手難易度は上がるが≪鋼材≫を取りに行って武器を強化することにした。だがその鋼材を手に入れるには≪鍛冶屋≫が持つスキルが必要だった。

 近くにいた女鍛冶屋が話に乗ってくる。

 聞けばその鍛冶屋はロングソードを強化する素材が眠る場所を知っていて案内するという。誰も信用できないこの世界で人の案内を受けるのはリスクがあると断る主人公だが、女鍛冶屋は自分のステータスを公開。戦闘能力はそれなりに高いがポイントが少ないため、仮に負けても決勝進出には支障がないと判断。

 女鍛冶屋は「自分は以前、あの不良と戦ったことがある。とても勝てる相手じゃなかった。多分君のロングソードでも無理だろう」と念を押してくる。

 女鍛冶屋と行動を共にすることを決意する主人公。約束の日時に街の入り口で合流することに。


 そこに向かう途中、主人公はヒロインと街で再び遭遇する。ヒロインは不機嫌そうにいなくなろうとするが、主人公が「話がある」と言う。主人公は「君はどうしてそんな無茶な戦い方をするのか」と聞く。最初の戦いで、ヒロインの剣に「賞金以上の何か」を感じたから。

 ヒロインは「なぜ私に興味があるのか」と聞く。

 主人公は「どうしても優勝賞金が必要だから」と言う。ヒロインも「私は……強くなる必要がある。……いつかこの短剣でアイツを……なんでもないわ。次にフィールドで見かけたら後ろから刺すから。せいぜい気をつけることね」と言い主人公と別れログアウトする。


 女鍛冶屋との行動。

 その鋼材がある場所はPVPも可能かつモンスターも出現するエリアだった。どうにか鋼材を手に入れた瞬間、鍛冶屋が襲ってくる。

 女鍛冶屋は実は≪テイマー≫でモンスターを操る能力を持っていた。

 主人公は「俺を倒してもお前は決勝に進めない。どうしてこんなことをする?」と聞くと「私の目的はお前の武器を破壊すること。……そうすれば不良から大金が貰える。そういう約束なんだ」

 戦いの末、主人公は勝利する。女鍛冶屋に「どうして金が必要だったのか」と聞くと女鍛冶屋は「私は貧しい海外から来た。地元に学校を作りたかった」と言う。そして主人公も目的を話すと「私以外にも人のためにこのゲームをしているやつがいてちょっと嬉しいよ」と言い、ロングソードは無事に強化された。

 主人公は思い悩む【一旦主人公が精神的に落ちるシーン】

 こんな大金が簡単に動くゲームに来ている連中だ。人生なにか叶えたいものがある人間だって多い。もちろん中には不良やチンピラみたいに快楽を得るためだけにやっている同しようもない人間もいる。だけど俺や女鍛冶屋のように人のために頑張っている人間だっている。

 本当にこのまま剣を振っていいのか、病院で眠る妹の前で悩むと担当医が入ってくる。主人公はそのことを担当医に打ち明け、気持ちが少し楽になる。

 誰かの願いが叶えば誰かの願いが潰えることを改めて悟った主人公はさらに強くなる。

 だが主人公は「それでも一人で戦うのは辛い」と思った。

 ※なおこのエピソード自体もなにかの伏線に使いたいと考えている……(作者コメント)


 ヒロインの現実視点(三人称一元視点)。

 実際に虐められている描写、強くなりたいと願う描写、買った包丁の描写を入れる。殺せるかもエピソード、マインゴーシュの入手。私に盾なんかいらないのに。マインゴーシュがなぜか手になじんだ。


 予選最終日。ゲーム内天気は雨。

 ヒロインからの不意打ちを受けるが彼女の初撃を躱して戦闘になる。

 主人公もヒロインも攻撃特化型のスタイル。

 最初の一撃を決めたほうが有利になると言ってもいい試合だった。しかしヒロインのスタイルは暗殺型であるため、初撃を逃して若干不利。

 それでも果敢に攻めて主人公を追い詰めるも一歩届かない。一撃さえ当たればいいのに、ギリギリのところでかわしてくる。迷いがない。

 そんな時別プレイヤーの奇襲にあう。ここで敗北しては決勝に進むことができなくなる。主人公は無意識にヒロインを守りながら、近くの小屋へと逃げる。

 雨が振り寒い。オンボロの小屋に逃げ込む。そこはPVP不可能なエリア。

 暖炉に薪をくべて暖をとるも寒い。毛布が一枚ある。それで身を寄せ合う。

ヒロインは主人公にどうして貴方はそんなに強いの? と聞く。

 主人公は「俺は妹の命を救うために戦っている。君のような≪殺意の剣≫じゃ、俺は倒せない。例え憎いだれかを倒せたとしても、守りたい意思には勝てない」と言う。

 それに対してヒロインは「私は虐められてる。彼女に……負けたくなくてゲームで強くなれば現実でも打ち任せると思った」という。

 なにかを悟ったヒロインは、決意の表情を固めて小屋から出るとログアウトする。

 ヒロインが何かを落とす。それは日記帳だった。主人公はそれを見ると殺人の予告をほのめかす日記だった。日記には殺人予定場所が書かれていて、主人公の近所の公園だった。

 ヒロインは気がつけばゲームの中で一番になること=現実のいじめっ子を殺せる、と考えていたが、あれだけ腕の立つプレイヤーに≪殺意の剣≫と言われたら、一番にならなくても、もう目的は叶ったようなものだ。

 そう言い聞かせて、一瞬だけログインすると主人公に『妹さん、助かるといいね。今までありがとう』とメッセして、いじめっ子を公園に呼び出す。そして包丁を持ち出して向かったのだった。

 日記を見た主人公は、そのメッセージに嫌な予感が走る。主人公が推測する場所に行くと、いじめっ子を殺そうとしているヒロインがいた。駆けつけれることが不幸中の幸いだった。

 主人公はなんとかその場を収めてヒロインの殺人を止める。ヒロインも自分のしようとしたことの重大さを理解し、泣き崩れる。主人公は彼女を受け止めて慰める。


◆転(主人公が上記で破棄した≪軟化スキル≫をヒロインが使う)

 決勝が始まる。決勝参加者はシードの不良、主人公、ヒロイン。

 だがヒロインはログインしてこない。主人公は「殺人未遂の衝撃が強かったのだろう」と思い一人で不良と対峙する。

 不良の大剣攻撃と防御力の高さ、俊敏性に苦戦する。強化した武器でも思ったようにダメージが入らずピンチになる。

 不良からの、致命的になりうる一撃を受けそうになった時、ヒロインが遅れてログインしてきて加勢する。ヒロインは≪マインゴーシュ≫の盾で大剣の一撃を受け流す。

ヒロインは「自分は大きな過ちを犯すところだった。そんな私を救ってくれたあなたを今度は私が守りたい」と言う。

 今までの短剣は攻撃的なステータス振りだったが、マインゴーシュの特徴である盾の部分に防御ステータスを集中させ、主人公を守る≪盾≫になった。さらに≪軟化スキル≫を両手の剣に塗り込んで、ひたすらに双剣スタイルで攻撃し続ける。その攻撃はダメージは入らないものの≪軟化スキル≫で確実に不良の装甲を溶かしていく。

 ヒロインの短剣がついに壊れる。不良も装備回復を使い装甲が回復していく。

 女鍛冶屋の想い、ヒロインが自らのスタイルを捨てて作ってくれたチャンス。その想いに応えるために最後の攻撃をする。

 不良が倒され残り二人になった。主人公は「どうする?」と言う。ヒロインは「私の短剣にはもう≪攻撃力≫はないから。それに戦わなきゃいけない現実に今度こそケリをつける。今度はこれ(短剣)に頼らないで。

 そう言ってヒロインは短剣を捨てるとリザインして主人公の優勝で大会は終了する。


◆結

不良がヒロインをリアルで襲うは不採用。

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