本作を読み終わり温かな気持ちに包まれています。苦難を乗り越えて幸せになった主人公トーナさんに祝福のエールを送っています。全力で送っています。そしてトーナさんが羨ましい……w
実はハピエンに至る過程はとても苦しいです。何度、心の中で作者さまの袖を握って涙目で首を横に振ったことか。これでもか!これでもか!と突き落とされるたびに本作のタグを確認しました。「ハピエン」の文字を。
物語の中盤を過ぎたあたりでトーナさんが献身の治療をするシーンがあります。これでもか!これでもか!と虐げられたトーナさんが頑張るシーンに心がザワついて仕方ありませんでした。でも忘れていません。「ハピエン」を。
読者さまは紆余曲折を経てハピエンに至ります。それは感動。感激の一言に尽きます。それくらい感極まるラストなのです。
心温まるハピエンは簡単に得られないのかもしれません。何故ならば心に染み込み昇華するのはスロウだから。でもでも、私は胸を張って本作をオススメします!!
だって作者さまは「ハピエン」を保証されてますから。