エピローグ

 夏休みは重本めぐみの家に森田信也が手伝いと勉強を共にする。

 また心の距離が縮まる。

 心に風が吹くようだ。

 重本めぐみのお母さんは寝たきり。

 森田信也と重本めぐみは看病をしている。

 重本めぐみのお母さんは何も言わないけれども、わずかに微笑んだ気がした。

 夏休みが、いつまでも続けばいいのに。そう森田信也は思う。

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心に風 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo

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