　作品リンク：https://kakuyomu.jp/works/16816927862522506554

　・愚弟の感想

　古代の日本に転生し、土地ごとに神様がいて主人公が全国統一を目指す、というストーリー自体は王道の要素を含みながらも有名な作品はそれほど多くないように思います。斬新で良いと思います。

　ただ、すみません。さすがに古代の日本に現代の都道府県の概念を適用させるには、さすがになにかしらの理由が欲しいです。

　都道府県というのは廃藩置県により制定された地方自治体の枠組みです。それから現代まで続くその枠組みに従って古代の神様が県の神として設定するのであれば、それなりの理由が必要だと私は考えます。そうでないのであれば、実際に調べて、古代の土地の名称を使う方がフィクションとして違和感がなく楽しめるものになるかと思います。

　・小山の感想

　古代転生というジャンルは結構昔からあるジャンルなのですが、その場合その世界観は自分で作っていくことになります。

　今回は47の地域に神がいるという世界観を設定したわけですが、ここまではむしろ面白いと思っています。

　問題があるとすれば、なぜ古代に47都道府県という明治時代以降の区分が適用されるかについての説明がないことですね。

　都道府県という言葉を出さなければ、それだけでオリジナルの世界観として非常に面白い設定になっていたと思いますが、ちょっと粗が出てしまいましたね。

　そこさえ直せば最近は少なくなってきた古代転生ジャンルの作品として勝負していけるのではないでしょうか。

　応援しています。