003_一日限りの往復きっぷ/オキノタユウ
作品リンク:https://kakuyomu.jp/works/16817330652225001998
・愚弟の感想
最後の一文、娘の合格を願う父親の優しさがじんわりと心にしみますね。
時を超えて親子が出会っていたという物語はいつ触れても温かい気持ちになります。
そんな作者さんにはあまりピンと来ないかもしれませんが、娘の言葉で前を向くことができなければ自分は妻と出会うことはなく娘も生まれなかったのではないか? というちょっと冷やっとする感覚があってもいいのかなと思いました。現状だと過去の娘と話しただけにとどまっているのが少しだけ物足りなく感じます。
ただそれを入れなくても物語は成立しますし、今のほのぼのとした雰囲気が良かったので、これはこれで。
むしろ、娘と会話するだけじゃなくてちょっとデートみたいな流れになるパターンも読んでみたいなと思いました。
・小山の感想
なんだかほのぼのとできるいい話ですね。
言葉遊びがいくつも入っていてくすりと笑えました。
そうなんですよね。今の世代も、昔の世代も、共通テストを受けているんですよね。センター試験を受けていた身としては、少し疎外感を感じてしまいます。
娘がいたから大学に受かれたのか、大学に浮かれたから娘がいるのか。卵と鶏は今日も追いかけっこに忙しそうですね。
SF(すこしふしぎ)は読後感が優しくなりがちで好きです。
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