第２回カクヨム青春祭

感想

　・愚弟の感想

　タイトルのつけ方次第ではもっと評価が伸びてもおかしくない作品だと感じました。ただ、今のタイトルも作品の雰囲気には合っているため、難しい問題です。

　また、一話ごとの文字数は3000字前後で区切っていただけたほうが読みやすいのかなと思いました。

　それ以上は言うことはありません。

　総合力が高い作品でした。文章が読みやすく、設定も難解すぎずそれでいて独自性もあり、話のテンポもいい。キャラクターへの愛着が湧くまでにそう時間がかからないのも、エンターテイメント性が高くて好感が持てました。

　連載中ということでしたので続きを楽しみにしています。

　・小山の感想

　正統派ボーイミーツガールは好みである。

　キャラクターに華があって、でもきちんと共感できる。最初はとっつきづらい千田くんがツンデレで、等身大の男子高校生になるのすごいいいと思う。

　また、文章や設定なんかが古き良き伝奇を踏襲しており、きちんとラノベを読み込んでるのがわかるのも好印象。

　ただ、説明不足で伝わりづらいところがいくつかあるので、魔法などの設定については今の1.5倍くらい書き込んだ方がいい。

　文庫ラノベ向きなので、10万字以上書けたらスニーカー大賞あたりに送ってみるといいと思う。

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