第12話 粛清

ミスターMがダイダラボッチの死体の破片を触ると身体のあちこちが炎症が発生して爆発して粉々になった。


恐らく人が触ってはいけないものだったのだろう。


「もうやめでぇぇぇぇ!!!」

と葵は発狂しながら這いずって帰って行った。


坊主2人組はおとろしを焼却し、ゴミ袋に詰め神社に行っていると横を通った男にボーが刺されて倒れた。


北村孝だった。


「ボー!!!」と言いズーが銃をコーに向かって乱射するが徹夜のせいで焦点が合わない。


そのまま刀で首を取られズーは死亡した。


ボーはかろうじて生きていた為銃をコーに向かって打ち当たっているのだが数秒すればまた立ち上がりボーは頭を串刺しにされた。


タケヒサらがタクシーに乗り、運転手が

「どちらまで?」

と言いながらこちらを向いた瞬間

3人は運転手が天狗ということに気づいた。

黒服男、黒服女、タケヒサは天狗が握っていた中で乱射され3人は惨殺死した。


神社で下野とスノーウーマンとシーキラーで待ち伏せていると北村孝がやって来た。

コーはボロボロに錆び付いてきた刀を振り回しながらゆっくり歩いてきた。


「おい止まれ」

と下野が言うが止まる訳もなくどんどん近づいてくる。


するとコーは瞬間移動をして雪女とサメ頭をバラバラに切り刻んだ。


「はぁっ?!」

と下野は度肝を抜かされた。


コーはしたのに近づき下野の右足に刀を差し込んだ。


「ぐあああああああっ?!」

と叫んだ。


「アオちゃんはどこだ·····」

と言い刀を抜き差しし始める。


「ハァーッハァーッ·····お前が知ってる葵はお前の心の中だッ」

と言い刀が刺されていない足で横腹を蹴り飛ばした。


刀を握りながら転がって次下野を見た時には彼はいなかった。


下野はバーに逃げ込んでいた。


バーを見回すと全部グシャグシャに荒らされていた。

そこでは店員も頭にグラスが差し込まれているし妹ことコナツを頭に刀が差し込まれた跡がある。


ここで下野は拳を強く握る。


上田も神社に行こうとしていたが全盛期に成仏した妖怪達に襲われて絶死した。


レンは無事に神社に到着したが途中で仲原に止められた。


「お前は帰れ。死にたくないなら帰るんだ。」


と言われ帰宅することになった。


神社に戻ってくるとコーが丸山、都渡、蘭によってボコボコにされていた。


「うぅヴ·····ぅう·····ガゴッ·····」

コーはうつ伏せで震えていた。


「お前らよくやった·····」

と言い下野は刺された片膝を着いた。


その途中に大泣きしながら葵が神社の外に居た仲原の元へやってきた。


その泣き声で起きた北村孝は刀を取り都渡の首を斬り両足で都渡の顔を蹴ると首がもげて顔が飛んだ。


そしてコーは瞬間移動のようにして葵に斬りかかった。


その瞬間仲原が葵の前に立ち銃で人間の急所という急所を複数回狙ったが刀は止まらず仲原の左肩に差し込み左腕が落ちた。


「ヴゴッ。!?」


と言い仲原はその場に倒れた。


すると蘭がコーに

カンフーの打撃を連続でお見舞いして気絶させることに成功した。


「大丈夫?」

と葵が心配すると


「あぁ俺は大丈夫だ·····」


「大丈夫な訳ないでしょ!」

と心配そうに丸山が言う


「待ってください!」

と芦川が指さした方を見るとそこには大きな餓者髑髏の姿があった。

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